海外レビューハイスコア『SAND LAND』―オープンワールドタイトルへの素晴らしい入門用作品

『SAND LAND』

・Hey Poor Player: 90/100(PS5)

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鳥山さんのアートスタイルや世界観が好きで、乗り物のデザインに対する愛情を共有しているなら、『SAND LAND』はそんなあなたのためのゲームだ。探索、乗り物での戦闘、無類のカスタマイズ、魅力的なストーリーが独特に融合したゲーム版『SAND LAND』は、まさに命を吹き込まれた漫画である。

・Eurogamer: 80/100(PC)

『SAND LAND』は鳥山明氏とビデオゲームが完璧にマッチすることをまたもや証明している。

・Worth Playing: 80/100(PS5)

『SAND LAND』は満足のいくアニメタイアップ作品であり、時には秀逸でもある。このシリーズを初めて体験するのに最適で、『SAND LAND』のファンでなくとも、シンプルなオープンワールドを体験したいというニーズを満たすと思われる。ハードコアゲーマーには少し簡単すぎるかもしれないが、若いプレイヤーにはオープンワールド的なゲームプレイの素晴らしい入門作品だろう。

・Gamepressure: 70/100(PC)

『SAND LAND』には間違いなく楽しい瞬間があり、お金を払うだけの価値があるが、ベストを尽くしてこれなのかと途方に暮れることになるだろう。「ドラゴンボール」のような大作には程遠いかもしれないが、最初に見たり読んだりしておきたいシリーズを紹介することにはベストを尽くしている。

・PC Gamer: 65/100(PC)

『SAND LAND』は今あるアニメゲームの山に忘れても良いタイアップ作品がまた一つ増えただけだ。

・Voxel: 65/100(PS5)

鳥山明作品の大ファンなら、『SAND LAND』の世界に挑戦する価値があるだろう。そうでないなら、漫画かアニメのシリーズにとどまる方が良いかもしれない。

・GameSpot: 60/100(PC)

・Gameblog.fr: 60/100(PS5)

ゲーム版『SAND LAND』に対する印象は複雑だ。一方では、本作は鳥山明氏(代表作「ドラゴンボール」)の漫画の完璧なゲーム化である。驚異的なセルシェーディングを備え、大好きなキャラクターたちがすべて登場するのは非常に素晴らしい。しかし、オープンワールドのシステムはあまりに古典的で、ゲームはテンポの遅さ、ストーリー上の問題、インパクトのある瞬間の欠如に苛まれている。

・IGN: 60/100(PS5)

・Gfinity: 60/100(Xbox Series X)

『SAND LAND』は故・鳥山明氏の作風を難なく再現した素晴らしい見た目をしている。しかし、その魅力的な外見は繰り返しの多いゲームプレイと釣り合いが取れておらず、些細なクエストでさえ非常に不愉快な作業へと引き伸ばされる。


PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに2024年4月25日(PC版は4月26日)に発売された『SAND LAND』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が75点(総レビュー数22件)、PS5版が72点(総レビュー数53件)、Xbox Series X版が72点(総レビュー数11件)でした(PS4版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、原作漫画のゲーム化作品としては高く評価されています。一方、単独のRPG作品としては評価が分かれているようです。

本作は、鳥山明氏の同名漫画を原作とするアクションRPGです。プレイヤーは悪魔の王子となり、魔物と人間が共存する摩訶不思議な砂漠の世界で、仲間とともに“幻の泉”を探す旅に出ます。多彩なメカと広大なフィールドで描かれる物語が楽しめると謳っています。

原作者の鳥山明氏は発売を控えた2024年3月1日に亡くなられました。

Game*Sparkではこれまでに先行プレイレポートと開発者インタビューを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。

『SAND LAND』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに配信中です。

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