浴衣の販売スタート 広島市内のデパート

広島市内のデパートで夏の風物詩、浴衣の販売が始まりました。

夏らしい涼しげな色の浴衣。落ち着いた色合いの生地にピンクの花の柄や小物が映えます。広島市中区のそごう広島店では毎年、6月の「とうかさん」に向けて浴衣の販売を始めています。売り場には去年より50点多い約200点が並びました。価格は2万円から5万円ほどで、外国人観光客の購入も見込まれます。また、今年新たに登場したのが…

■庭田杏珠 記者

「金子みすゞさんの作品をモチーフにした浴衣です。浴衣を着るのは小学生以来ですが、今すぐにでもお祭りに行きたくなりました」

詩からイメージを膨らませたデザイン。童謡詩人・金子みすゞの世界観が広がります。

■黒﨑千鶴さん(呉服売り場担当)

「着ること自体を楽しんでほしい。たくさん着る機会をもってほしい」

購入した浴衣は無料で着付けをしてもらえます。売り場は8月上旬までの予定です。

(2024年4月30日放送)

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