「焼き肉店でもクリームソーダ」?!宿場町のレトロな街並みで18店舗がクリームソーダ提供 2回目の「クリームソーダIN矢掛」開催

「クリームソーダ」と言えば、皆さんどのようなイメージを持っていますか?

古い街並みが残る岡山県矢掛町では、昨年からこの時期に「クリームソーダで町おこしを」とイベントが行われています。第二弾となる今年は、規模が拡大され「意外な店」でもクリームソーダを楽しむことができます。

江戸時代に宿場町(【画像①】)として栄え、現在もその面影が残る岡山県矢掛町。そんなレトロな街で、各店舗オリジナルのクリームソーダを提供する「クリームソーダIN矢掛」が行われています。

(矢掛町観光交流推進機構 桑木晃太郎さん)
「矢掛町が『宿場町』として有名ということで、昔から訪れた人にいいものをおもてなしをしてきた、という歴史があります。それを現代版で考えてみて、『クリームソーダでキャンペーン』というのを企画しました」

背景にあるのは、近年勢いを増すレトロブーム。「歴史ある街」と「懐かしいクリームソーダ」で街の活性化に繋げようと昨年始めたところ、「写真映えする」「昔懐かしくてオシャレ」など大好評!約7000杯を販売しました。

今年は、新たな店舗も参加し、こんな店でも…焼き肉店です!【画像②】のようにジュ~ジュ~肉が焼けるすぐそばで、クリームソーダです。

(だるまや藤村征次郎店長)
「お待たせしました、バラクリームソーダです(【画像③】)。バニラアイスをバラのように見立てたクリームソーダです」

「焼き肉を食べながら飲むと、食べた終わった後にアイスを食べるような感覚でクリームソーダを飲むというので意見が二分するんですけど、お客さんの好みで。みなさん写真撮ってもらったりしているので、矢掛とお店を一緒に認知してもらえたらと」

一方、着付け体験ができるこちらの店では、【画像⑤】のような乙女心をくすぐるかわいいクリームソーダが。その名も「恋する乙女色クリームソーダ」です。

(杉澤眞優キャスター)
「桜風味でシュワシュワっとしていて美味しいです。心はいっそ乙女になった気がします」

【解説】
(取材した杉澤眞優キャスター)
去年から行われている「クリームソーダIN矢掛」のイベントですが、今年は去年より5店舗追加になり、全部で18店舗が参加しています。

こちらの地図(【画像⑥】)の場所なのですが、この商店街通りを中心に歩くと、どこも15分くらいで行けるということで、「いろんなところを回ってみたい」というお客さんの声もありました。

VTRではじっくりと紹介できなかったんですけれども、例えば焼き肉店以外にも、ラーメン店、うどん店が出していたり、【画像⑦⑧】のように本当にそれぞれに工夫を凝らしたクリームソーダも販売されています。

(コメンテーター 春川正明さん)
私たちの世代は、やっぱり何か特別なときあったときに、親から特別に飲ましてもらえるというイメージでしたけど、本当にカラフルでいろいろあるんですね。

(取材した杉澤眞優キャスター)
ぜひこの矢掛の味、そして街並みを知るきっかけにしていただけたらなと思います。クリームソーダIN矢掛は、6月2日まで行われています。「懐かしくも新しい」クリームソーダ。宿場町を巡りながらお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

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