オトメメロンが初出荷 生産量栃木県内一を誇る「芳賀地区」

とちぎテレビ

メロンの生産量が栃木県内一を誇る芳賀地区で30日、初夏の訪れを告げるメロンが初出荷されました。

真岡市にある「JAはが野真岡地区営農センター」では、けさ午前8時半ごろ「オトメメロン」が今シーズン初めて出荷されました。出荷されたのは1ケース5キロ入りの「オトメメロン」100ケースです。真岡市のメロン農家大島克弘さんが、半年ほどかけて丹精込めて育ててきました。

ほかの品種よりも収穫時期が早い「オトメメロン」は、果肉は青色で厚く果汁も非常に豊富で滑らかな口当たりとすっきりとした甘さが特徴です。

「JAはが野」によりますと、4月に入り去年と同様に今年も暖かい日が続いたため、メロンの成育も順調で初出荷の時期は2023年に比べて4日遅いものの例年通りだということです。JAの職員らはメロンの糖度が15度以上に達しているかや色味や品質をチェックしました。

「オトメメロン」のほか5月中旬からは「タカミメロン」の出荷が、また5月下旬からは「クインシーメロン」の出荷がはじまり、主に真岡市内にあるJAはが野の直売所4カ所で販売されるということです。

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