【移籍】ファン・ダイクへのドルトムントの噂は「本当」

現在の契約は2025年6月まで。スロット新監督は延長を希望。

イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(Virgil van Dijk)がこの夏の移籍マーケットで、ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに移籍するのではないか……。そのまことしやかに囁かれる噂だが、『スカイ』は4月30日、「BVBがファン・ダイクに興味を持っているというワイルドな噂だが、それは本当だ」と報じた。しかし、実現はしないだろうと見ているが……。

ファン・ダイクはリバプールと2025年6月まで契約を結んでいる。この夏のマーケットは、あと1年という移籍しやすいタイミングでもあり、しかもユルゲン・クロップ監督の退任とアルネ・スロット新監督就任(間もなく正式発表へ)により、選手の入れ替えはあり得る。本人の意向も尊重される可能性はある。『ミラー』の情報も引用し、ドルトムントの他に、スペイン、トルコ、イタリア、オランダのクラブが獲得を望んでいるということだ。

ただ、スロット氏は、むしろファン・ダイクの契約延長を望んでいる、ということだ。

そうした状況を踏まえ、『スカイ』は「この噂は冷え切っている。ドルトムントへ行くことはない。何よりBVBに惹かれていない」と、今夏のドルトムント移籍はないと断言している。

確かにドルトムントは、来シーズンのUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得るのは難しくなってきている。まだ、わざわざリーグとクラブのレベルを下げる必要も感じられない。

しかしドルトムントは、リバプールが出場しない、新シーズン末の2025年に開催される新方式のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)へのエントリーを決めている。あの熱い応援のなかでプレーしたい……という思いも!?

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サッカー日本代表の遠藤航のチームメイトであり、来年の夏には34歳になる世界屈指のセンターバックが、どのタイミングで、プレミア以外のリーグに魅力を持つようになるのか。果たしてドルトムントの逆転の一手はあるのか!? プレミア1強時代が続くだけに、ドイツ勢としては、期待の膨らむ噂ではある。

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