【WWE】イヨ・スカイ&アスカ&カイリ・セインがロウに移籍!「マンデー・ナイト・イヨ」復活

ロウ移籍が発表されたダメージCTRL(C)AbemaTV, Inc.

「WWEドラフト」が29日(日本時間30日)のWWE・ロウ(ミズーリ州カンザスシティー)で行われ、イヨ・スカイ&アスカ&カイリ・セインのユニット「ダメージCTRL」はスマックダウンからロウに移籍することになった。

ロウ、スマックダウン、NXTによるブランド間の選手移動「WWEドラフト」は、26日のスマックダウンに続く開催。ダコタ・カイを加えた悪女4人はリーダーのベイリーをユニットから追い出し、女子戦線で存在感を示してきたが、CCO(最高コンテンツ責任者)トリプルHの妻、ステファニー・マクマホンがこの日のロウに登場し、第1ラウンドでダメージCTRLがロウ所属になると発表した。

イヨは2022年7月にメインロースター昇格後、ロウを中心に活躍したが、1年前のドラフトでベイリー、ダコタとともにスマックダウンに移籍。「マネー・イン・ザ・バンク」覇者となり、一気に最高峰のWWE女子王者にまで上り詰めた。だが7日の祭典「レッスルマニア40」でベイリーに敗れ、同王座から陥落。19日のスマックダウンではダコタが「イヨがすぐにでも王座を取り戻しにいく」と宣言したものの、WWE女子王座はスマックダウン管轄のベルトだ。ロウ所属となるイヨは今後、ロウ最高峰の女子世界王座(現王者はベッキー・リンチ)が標的になる。

イヨは自身のX(旧ツイッター)を更新し、ロウのイメージカラーの真っ赤なキャップを手にした写真を投稿。「#MondayNightIyo」の文字とともに「このハッシュタグを再び有効にする時が来たのね?」とポストした。最高峰王座陥落から心機一転、〝マンデー・ナイト・イヨ〟がロウでの復活に意欲を示した。

一方、WWE女子タッグ王者のアスカ&カイリは、次回PLE「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)でビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルの挑戦を受ける。挑戦者組はビアンカに続き、ジェイドもスマックダウン所属で決まった。WWE女子タッグ王座には両ブランドに出場できる〝特権〟があるが、カブキ・ウォリアーズが仏決戦でベルトを落とすと、その特権を失い、ロウ専属のメインロースターとなることが決まっている。スマックダウンのビアンカ&ジェイドにベルトが渡れば、当然ロウからベルト奪回に動くのは厳しくなるということ。それだけに、仏決戦はタイトル死守を義務付けられた大一番となった。

今回の移籍はイヨ、アスカ、カイリの今後にとって大きな影響を与えそうだ。

この日のロウは「ABEMA」にて放送された。

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