【中日】小笠原慎之介の熱投に応えられず4月は5割フィニッシュ 立浪監督「なかなかチームがのっていけないのが課題」

中日・小笠原慎之介

中日は30日のDeNA戦(バンテリン)に1―2で惜敗。3、4月は12勝12敗3分けの5割でフィニッシュとなった。

先発・小笠原慎之介投手(26)が初回、アクシデントに見舞われた。二死二塁から4番・牧の打球が左ヒジ付近を直撃。ボールが転々とする間に二走・蛯名がホームインし、DeNAに先制点を許した。

治療のため一度はベンチに下がった小笠原だが、再びマウンドに上がり、6回2失点の熱投。だが、前日に今季最多の11得点を挙げた打線がこの日はDeNA先発・中川颯の前に6回まで無失点。7回二死一、二塁のチャンスでDeNA2番手・伊勢から村松が右前適時打を放ったものの反撃はここまでで、中川颯にプロ初勝利を献上してしまった。

立浪監督は「中川投手を攻略できなかった。テンポよくストライクを取られ、球数の少ない投球をされた」と反省の弁。「昨日たくさん点を取った中で次の試合こういう展開になってしまってなかなかチームがのっていけないのが課題でもある。切り替えて明日またやっていく」と5月からの再スタートを誓った。

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