四季の移ろいを感じる。「季語」と仲良くなるメリット

5月1日:今日は「語彙の日(ごいの日)」

普段の会話やお世話になっている方へメールや手紙を書くときに、「語彙が増えると、より素敵な表現ができるのに」と感じることはありませんか?

素敵な意味や響きがある日本語を知っておくと、表現のバリエーションが増えて楽しそうですよね。

今日は、「季語」を勉強中の私が、季語の良さと、今の時期に知っておきたい言葉をご紹介します。

「季語」を知って、四季の移ろいを感じよう

金子兜太さんの『365日で味わう 美しい日本の季語』では、季語は季節感が感じられる言葉で、俳句に入れることが約束事とされているのだそうです。

季語を知ることによって四季の移ろいが感じられる言葉は、俳句に詳しくなくとも、その響きやセンスに魅力を感じる言葉ばかり。知っておくと毎日がより楽しくなると思います。

本をパラパラめくり、私が素敵だと感じた季語が「薫風(くんぷう)」

青葉を渡る風に、青々とした色やかぐわしい香りを運んで吹いているような心地よさを感じる言葉です。

(引用:金子兜太 著『365日で味わう 美しい日本の季語』

新緑の季節になり、鮮やかなグリーンや風が心地いいですよね。爽やかでスッキリした気持ちになります。

これまで「薫風」という言葉は知っていたものの、口に出す機会はほとんどありませんでした。ですが季語として知ることで、今年の初夏は風が吹くたびに感じ方が変わりそうだな〜とワクワクしています。

他にも「葉桜」や「新茶」も季語。知れば知るほど日本語や俳句を勉強したい気持ちが強くなってきました。日本の良さを再発見できますよ!

「語彙の日(ごいの日)」とは?

参考書や辞書の出版を通して、学ぶ楽しさを伝える株式会社旺文社が制定。日常生活や学習活動、仕事で書いたり読んだり聞いたりする言葉を的確に理解するために必要な「語彙」の大切さを認識してもらうのが目的。日付は5と1で「語彙(ごい)」と読む語呂合わせから。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

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