園児がバスに置き去りにされ死亡した事件 遺族がこども園の廃園求める署名提出 静岡・牧之原市

静岡県牧之原市の認定こども園で園児がバスに置き去りにされ死亡した事件で、遺族が廃園などを求める署名を市に提出しました。

2022年9月、牧之原市の認定こども園・川崎幼稚園で当時3歳の河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

遺族は園の運営法人に廃園、または別の法人に引き継ぐことを求めて署名活動をオンラインで行ってきました。

30日、千奈ちゃんの父親が牧之原市役所を訪れ、集まった9520人分の署名を杉本基久雄市長に手渡し、園が早く方針を決めるよう市が交渉を進めることを求めました。

千奈ちゃんの父親:
「市も協力して(安心な園を)作っていってほしい、再生していってほしい」

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