最強の女寝技師が故郷に帰還!スターダム完全復帰を果たした小波が地元・広島で勝利を飾り満面の笑みで「ただいまーっ!」

29日、広島県・広島県立ふくやま産業交流館ビッグローズにて『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2024 in FUKUYAMA』が開催。小波がスターダム復帰後初の凱旋試合を行った。

広島県・福山市出身の小波は総合格闘家の藤井惠の弟子であり、2015年2月に華名(現WWE:ASUKA)に師事してプロレスデビュー。同年に華名はWWEへ行ってしまったためわずか5ヶ月で師弟関係は解消。その際にREINA所属となった小波は、同団体に所属していた朱里から様々な技術を習得。REINA解散後は紆余曲折の末に2018年にスターダム入団を果たした。
その後、小波は木村花さんのユニット【TOKYO CYBER SQUAD】や悪のユニット【大江戸隊】で活躍。朱里も2020年にスターダム入団を果たしたため、また同じ団体で切磋琢磨してきた。
しかし、小波は2021年12月に2年以上続く体調不良を明かしてスターダム退団を発表。REINA時代にも内臓疾患の治療と静養で長期欠場と退団を経ている小波は大事を取って休養期間へと入った。

退団後も小波とスターダムの関係は良好であり、体調が快復してくると地元・広島を中心に限定参戦を開始。朱里率いる【God‘s Eye】のメンバーとして闘って本格復帰に向けた足場を堅実に固め、今月16日にスターダム再入団。同月27日の横浜BUNTAI大会で華々しく復帰戦を行った。

今大会は、小波が復帰してから初の凱旋大会。
その会場となった福山ビッグローズは、小波がプロレスラーデビューしたての頃から凱旋興行を行ってきた思い出深い場所。小波が広島大会限定の特別仕様コスチュームで登場すると、地元ファンは小波のスターダム帰還、そして故郷への帰還の両方を大歓声で祝福した。

メインイベントでは、【God‘s Eye】小波&朱里&壮麗亜美vs【COSMIC ANGELS】安納サオリ&なつぽい&水森由菜の6人タッグマッチが実施。
小波が観客から拝借した赤ヘルをなつぽいに被せて「広島、ただいまーっ!」と叫ぶなど遊び心溢れるハートウォーミングな場面もあったが、終盤戦では最前線を走るトップチーム同士による連携攻撃が飛び交う激しい試合展開に。
小波が集中砲火を浴びてピンチに陥る場面もあったが、朱里&壮麗が肩車した相手に小波がミサイルキックを叩き込むという横浜BUNTAIでの復帰戦でも見せたGod’s Eyeの合体攻撃を炸裂させて窮地を脱出。最後は小波がトライアングルランサーで水森を捕らえてギブアップを奪った。

マイクを取った小波は「福山のみなさん、ただいまーっ!今日もトライアングルランサーで勝利しました。またスターダムの一員として来年もここ福山に帰ってきたいと思います。そしてもっともっとスターダムをこれから盛り上げていきたいと思います。ありがとうございました!」と改めて地元ファンに向けて完全復活をアピール。
最後は、朱里が「勝利しました!小波、ほんとにほんとにお帰りいーっ!メチャクチャうれしいです。うれしいよね。このままの勢いでGod’s Eye突き進んでいくので、注目してくださーい!では締めたいと思います。自分に負けるな、限界を超えろ!God’s Eye!」と叫び、小波が「ネバーエンド!」と決めセリフで締めるマイクリレー。抱擁を交わすGod’s Eyeメンバーに地元広島のファンが惜しみない拍手を送り続けた。

バックステージでも笑顔の小波が「ゴールデンウィークシリーズ、God‘s Eyeの新たなスタートとして連勝で踏み出せたのは良いことだと思うのでこのまま突っ走りましょう!」と力強くアピール。
再入団・完全復活を果たした小波を擁するGod‘s Eyeがスターダム戦線の今後の台風の目になることは間違いないだろう。

『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2024 in FUKUYAMA』
日程:4月29日(月・祝)
開始:13:00
会場: 広島県立ふくやま産業交流館 ビッグ・ローズ
観衆:462人

▼メインイベント 6人タッグマッチ
[COSMIC ANGELS]安納サオリ/なつぽい/●水森由菜
12分15秒 トライアングルランサー
[God’s Eye]朱里/壮麗亜美/○小波

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