ラオスとタイが交通網拡大で協力

ラオスとタイの両政府は、4月22日~25日のラオスからタイへの訪問で、貿易を促進するため、道路網・橋梁・鉄道橋などを更に建設すると合意した。これは、両国の間の友好と協力関係を強める一環でもある。近隣諸国も引き続き、ラオス‐タイ辺境の地域を含む観光部門、さらに公衆衛生・農業・林業・労働力・自然資源・環境などの分野でも協力し、また、国境越えの大気汚染問題にも力を合わせて取り組むという。ラオス副首相サルムサイ(Saleumxay Kommasith)はタイの副首相兼外務大臣パーンプリー・バヒッダ=ヌカラ(Parnpree Bahiddha-Nukara)と会談をし、過去のコラボレーションを振り返り、今後の協力目標について討論した。両者は、両国の既存の協力メカニズムを強化しながら、ラオスが今年のASEAN会議を司会する期間も含め、お互いを地域的と国際的な舞台でも支えると合意した。

24日、サルムサイ副首相はバンコクのラオス大使館で行われたラオス新年祝典に出席した。ラオスとタイの類似する伝統と文化習慣のうち、仏教新年のお祝いは特に両国の共通している長年の風習であり、両国にとって主なアトラクションで、観光客数を増えるのにとても重要だと副首相に言われている。また、副首相はタイの首脳に近いうちにラオスを訪問し、「ラオス訪問年」プログラムのイベントを楽しもうと招待した。25日、副首相はスパンブリー県に住むラオ・カーン(Lao Khang)系タイ人に特化した文化センターの開設式典にも出席した。この文化センターはラオ・カーンの芸術形式と文化を保護し、ラオ・カーン民族について学びたい観光客に教育的な体験を提供することが目標である。

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