【西武】アルバート・アブレイユ投手インタビュー 「これまで来た選手のなかで1番セーブを挙げる投手になりたい」

4月11日放送のライオンズナイターでは、ピックアップライオンズで埼玉西武ライオンズのアルバート・アブレイユ投手にインタビューした模様を放送した。日本の野球、そして日本で初セーブを挙げた試合について訊いた。

――日本の野球や自分のプレーに対して手応えを感じていますか?アブレイユ「今のところ体調的にもいいですし、日本の野球は自分が経験したアメリカやドミニカとは少しプレースタイルが違いますが順調に進んでいます。今の状態を維持して絶対に優勝を成し遂げたいと思います」

――日本の野球とアメリカの野球との違いを教えてください。アブレイユ「日本に来る前はマウンドが違うなどは聞いていましたが、実際はアメリカ仕様に直してくれていたりしたのでそこまで違いを感じませんでした。もちろん文化などは違いますが野球は野球なので」

――プロ初セーブは楽天との開幕戦(3月29日、対楽天1回戦)で、1点差の非常にタフな試合でした。プレッシャーもあったと思いますが振り返ってみていかがですか?アブレイユ「自分の野球人生で2回目のセーブシチュエーションだったのですが、日本では初めてのセーブシチュエーションだったので少し緊張はありました。ですが勝つためにメンタルも身体も準備をしてきたのでチームに勝利をもたらす事ができました。それでさらに自分に自信を持つことができ、2試合目以降は精神的にきちんとした準備をすることができています」

――投球スタイルとして1番の軸となる球種は何ですか?アブレイユ「1番自信のあるボールはツーシームなので重要なシチュエーションではツーシームが軸になると思います。そしてスライダーの精度をもっと上げるために日々練習をしています。あとはチェンジアップとフォーシームですね」

――日本に来て好きになった食べ物はありますか?アブレイユ「ラーメンや和牛のステーキが好きです。日本食はすごく健康にいいなと思いますし、日本人には若く見える人が多いのはいい食生活を送っているから若さを保てているんだなと感じました。あと日本に来る前から新幹線に乗りたいと思っていたので『新幹線はすごくいいな』と思っています。日本に来る前も日本の野球をプレーしたことがあるドミニカ人に『自分もいずれ日本に行くと思う』と話をしていましたが、実際に来てみて『自分はいい経験をしているな』と感じますし、自分の人生にすごく役立つことだと思っています」

――これからも素晴らしい投球を期待しています。アブレイユ「まずはインタビューをして頂きありがとうございます。ファンのみなさんにもインタビューを聴いて頂いてもっと私のことを知ってもらいたいと思います。そしてファンのみなさんには『頑張ってくれ』などの温かい言葉をかけて頂いて本当に感謝しています。毎日しっかり準備をしてもっとチームに勝利をもたらす投球をしたいと思います。私がこれまで来た選手のなかで1番セーブを挙げる投手になりたいと思います」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

※通訳:小国晃さん

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