【WWE】戸澤陽 所属ユニット「アルファ・アカデミー」がリーダーの〝変心〟で崩壊寸前

トゥルースのファイブナックルシャッフルをくらう戸澤陽(©WWE)

WWEの戸澤陽(38)が、所属ユニット「アルファ・アカデミー」のゴタゴタに巻き込まれている。

チャド・ゲイブル、オーティス、戸澤、マキシン・ドゥプリのお調子者ユニットは26日の「WWEドラフト」でロウ残留が決まったが、サミ・ゼインの持つインターコンチネンタル王座取りに失敗したリーダーのゲイブルが狂暴化。ゼインと遺恨関係になると、先週のロウでは仲間の戸澤らを罵倒して、ユニットには不穏な空気が流れている。

29日(日本時間30日)のロウ(ミズーリ州カンザスシティー)で戸澤は、アルファ・アカデミーのオーティスと組み、世界タッグ王者の「オーサム・トゥルース」ことミズ&Rトゥルースに挑戦。試合前にはゲイブルから、オーティス、スーパーモデル風ルックスで人気急上昇のマキシンとともに〝説教〟を受けた。「トザワ! もし今夜踊ったら、どうなるか、わかってんだろ! さっさとベルト、取ってこんか!」と昭和の体育会系のノリで一喝され、完全に委縮してしまった。

念願の王座戦でも、いつもの元気がない。トゥルースのバックドロップを浴びて、エプロンではミズのビッグブーツをまともにくらった。ベテランコンビの優勢を、オーティスのエルボードロップで逆転。すかさず交代した戸澤は、コーナー上段から得意の高角度ダイビングセントーンを放った。

ところが、ミズに下からヒザで迎撃され、背中に大ダメージを負ってしまう。ミズのスカルクラッシングフィナーレこそ巻き投げで回避したものの、ミズのスカルクラッシングフィナーレとトゥルースのフェースバスターの合体技で顔面から叩きつけられた。いいところなく、3カウントを奪われ、王座取りは失敗に終わった。

この日は相棒のマキシンもキャンディス・レラエを攻め込みながら、変型フェースクラッシャーでフォール負け。これで、ゲイブルの爆発は必至の状況だ。アルファ・アカデミーはリーダーで指導者の〝変心〟によって崩壊寸前…。果たして、かつての「お調子者ユニット」は今後、どうなるのか?

この日のロウは「ABEMA」にて放送された。

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