【移籍】鈴木唯人にリバプール、マンCなど「多くの欧州ビッグクラブが注目」

デンマークリーグで大活躍する22歳のアタッカー、パリ五輪のメンバー入りも狙う。

デンマーク1部(スーペルリーガ)ブレンビーIFの鈴木唯人(Yuito SUZUKI)がこの夏の移籍マーケットで、注目を集めている。『フットボール・トランスファーズ』は4月30日、「いまヨーロッパで最もエキサイティングなタレントの一人」として鈴木をピックアップし、多くのビッグクラブがその一挙手一投足に注目しているとレポートした。

鈴木はデンマークリーグ上位ラウンドで5試合・3得点・4アシストと大活躍。同メディアは、これまで視察など行ってきた、イングランド・プレミアリーグのリバプールFC、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーFCなどのクラブを具体的に挙げ、「ヨーロッパの多くのビッグクラブが注目している」という。

清水エスパルスから今季ブレンビーに加入した鈴木は、2027年6月まで4年間の契約を結んでいる。センターフォワードを主戦場に、前線の複数ポジションでプレーし、27試合・10得点・8アシストを記録している。

これまでのキャリアなどにも触れたうえで、デンマークに来てから「スピードを備え、トリッキーであり、両足の技術に優れている。スズキの最大の武器はストライカーの本能のみならず、そのテクニシャンとしての能力と運動量だ」と評価している。

さらにデンマークメディア『ボルド』がブレンビーのスポーツディレクターであるカールステン・イエンセン氏に、イングランド・プレミアリーグ勢からの関心について質問したコメントを引用。イエンセン氏は「どこからその情報を得たのかは知らないが、もちろん、ブロンビーの視察に来ているクラブを見てきましたし、その中には見覚えのあるクラブもありました。いずれにせよ、鈴木は普通では見られないような才能を持った熟練した選手です」というコメントを紹介している。

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ブレンビーとしては、もちろんチームに留めたい。しかしこの世界に絶対はない、という”鉄則”にも言及している。22歳というパリ・オリンピック世代で、昨年11月のU-23アルゼンチン代表戦では「10番」をつけて2ゴールを決めている。’現在のパフォーマンスを見せ続ければ(現在開催中のU-23アジアカップは、招集の強制権がないため不参加)、五輪代表入りも有力視されている。

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