福井県内の飲食店経営会社が717万円不正受給 コロナ雇調金など、一部は返還

 福井労働局は4月30日、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金(雇調金)などについて、飲食店経営のしまざき―合同会社(福井市高木中央2丁目、島崎輝之代表)が計約717万円を不正受給していたと公表した。同社は一部返還した。

 福井労働局によると、同社は2020年4月~10月の間、飲食店2店の従業員が休業していないにもかかわらず、休業したとする虚偽の申請を行い、雇用保険加入の従業員対象の雇調金120万2円と175万5千円、雇用保険未加入者対象の緊急雇用安定助成金422万800円を不正に受給した。

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