原敬少年が過ごした生家の風情に浸って 記念館で限定公開

花や木に彩られた庭園で解説を受ける参加者ら

 盛岡市本宮の原敬記念館(荒川享司館長)は5月6日まで、原の生家を限定公開している。28日は生家・庭園案内があり、参加者は原が15歳まで過ごした武家屋敷の風情に浸った。

 市内外10人が参加。武家屋敷ならではの仕組み、樹木や石の灯籠にまつわるエピソードなど荒川館長(62)の解説を聞きながら生家内や庭園を巡った。

 記念館の開館は午前9時から午後5時までで、生家は同4時まで。入場料は一般200円、小中学生50円。市内在住の65歳以上は無料。生家は10月までの土日祝日も公開する。問い合わせは(019.636.1192)へ。

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