相鉄、2024年度は10000系3編成をリニューアル!設備投資計画発表

相鉄10000系リニューアル車両 2021年04月19日撮影

相模鉄道は2024年4月26日(金)、2024年度の鉄道設備投資計画を発表しました。鉄道事業では、94億円の設備投資が計画されています。

このうち、車両関連では、10000系電車3編成を「デザインブランドアッププロジェクト※」の統一コンセプトに基づきリニューアルする計画です。

駅施設関連では、和田町、上星川の2駅に新たにホームドアを設置、これにより、相鉄線では海老名駅を除く、全駅でのホームドア設置が完了します。また、2022年11月から実施されている鶴ケ峰駅付近連続立体交差工事を2024年度も継続して取り組むほか、海老名駅の改良工事として、北口改札、中央改札2階部分の増設、駅舎の建て替えに関連した工事を継続。

相鉄本線 海老名駅 完成イメージ

©相模鉄道

さらに、ゆめが丘駅の改良工事として、駅南側に建設中の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」側に新たな改札口を設置します。

相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅 新改札 完成イメージ

©相模鉄道

なお、2024年度はバス事業への10億円の設備投資も計画、大型乗合バス18両、高速バス1両、相鉄バスとして初のEVバスを3両を導入する計画です。

※「デザインブランドアッププロジェクト」とは、2015年11月に本格始動した取り組み。相鉄グループ創立100周年(2017年12月)と都心との相互直通運転(2019年11月)に相鉄・JR直通線開業、さらに相鉄・東急直通線開業(2023年3月)にあわせ、駅舎や車両、駅隣接の商業施設などを統一したデザインコンセプトに基づきリニューアルを進めています。

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