アートグループ作品展 新作中心に約150点が並ぶ ワークショップも開催/岡山・勝央町

岡山県北の女性創作家でつくるアートグループ「いろいろぐみ」の作品展が勝央町勝間田の勝央美術文学館で開かれ、多彩なジャンルの意欲作が来館者の目を楽しませている。12日まで。

同グループは2003年からメンバーが入れ替わりながら精力的に活動し、今回は津山市と同町在住の5人が、自由に表現した新作を中心に計約150点を出展した。

精錬所跡の情景を描いたアクリル画や時間軸をテーマにした抽象画をはじめ、四季の風景と動物たちが心和むイラストレーション、涼やかな絵柄が特徴的な陶器、バリエーション豊かな編み方と配色の紙バンド製バッグなど、それぞれに女性らしい感性あふれる作が並ぶ。

会期中には陶器のネックレスをつくるワークショップ(3日、4日、11日)も企画している。

代表のはらまち子さん(勝央町黒坂)は「それぞれ趣向を凝らした個性豊かな作品がでそろった。気軽に足を運んでほしい」と話している。

女性らしい感性あふれる作品が並んだ会場

© 津山朝日新聞社