実写『シティーハンター』Netflix非英語グローバルTOP10初登場1位 鈴木亮平「心が震えています」

このバディをまた見たい! 『シティーハンター』の相棒ショット - (C)北条司/コアミックス 1985

先月25日から配信中のNetflix映画『シティーハンター』が、5月1日に発表された同サービスの「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4月22日~28日)で初登場1位となり、主演の鈴木亮平からコメントが寄せられた。また、ヒロインの香(森田望智)が、主人公・冴羽リョウの“相棒”となっていく姿を切り取った場面写真と、二人が背中合わせに並ぶ“相棒ショット”も公開された。(以下、作品の内容に一部触れています)

北条司の大ヒット漫画を鈴木主演で実写映画化した本作は、配信直後から「日本の週間 TOP10(映画)」で1位を獲得。フランス、韓国、香港、ブラジルなどを含む世界32の国と地域でも週間 TOP10入りを果たし、「週間グローバルTOP10」の1位に立った。

世界各国からの反響を受け、リョウを演じた鈴木は「『シティーハンター』が世界中で観られ、愛されていると聞き、素晴らしいニュースに心が震えています。共に戦ったスタッフ、共演者、そしてシティーハンターを楽しんでくださっている世界中の観客の皆様に心から感謝です。北条司先生が生み出した『シティーハンター』という物語の魅力を、さらに世界中のたくさんの方に知っていただけるように願っています」と喜びのコメントを寄せている。

(C)北条司/コアミックス 1985

本作で描かれるのは、大切な相棒・槇村秀幸(安藤政信)を失ったリョウと、槇村の妹・香がバディとなっていくまでの“はじまりの物語”。兄の死の真相を一心不乱に追う香と、そんな彼女を危険な目に合わせたくない一心で突き放すリョウが、物語が進むにつれて信頼し合っていく姿が描かれており、鈴木は「香を弱くて守られるだけの存在にしないことは意識しました。今作で物語をぐいぐいと引っ張っていくのは香です。戦闘シーンでも、最初はあたふたしているだけの香が、徐々にリョウとの天性の相性の良さを発揮して共に戦い始める。原作やアニメで序盤には描かれない展開ですが、二人が相棒になる理由がこうであってもいいのではないかと考えました」と振り返る。

(C)北条司/コアミックス 1985

そんな二人のバディ感が存分に発揮されるのが、クライマックスに用意されたド派手な銃撃戦。香を演じた森田は「自然と香ちゃんが銃弾を用意していたり。リョウさんの行動を考えてというより、直感的に動いていて、なぜか呼吸が合うんです。天性の『シティーハンター』になる要素みたいなものを感じられるアクションシーンでした。最後に、私がパイプを持って(リョウの『やる~』のセリフに対して)『あんたもね』とリョウさんに言う2人のシーンがありますが、そこで自然に相棒としての香が誕生したんじゃないかなと思います」と明かしている。

また、5月4日の夕方からは、鈴木、森田とのXウォッチパーティ、アフタートークの開催も決定した。詳細は今後Netflix公式SNSで発表される。(編集部・入倉功一)

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