「最初の気持ちは失望」マドリーに先勝するり…ケインが悔しさ露わ。バイエルン同僚キミッヒは「僕らの方が良いチームだった」

現地時間4月30日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグで、バイエルン・ミュンヘンは、レアル・マドリーとホームで対戦。レロイ・ザネとハリー・ケインの得点で一時逆転するも、終盤にPKからヴィニシウス・ジュニオールにこの日2点目を許し、2-2で終わった。

手の届く位置にあった先勝を逃し、絶対エースのケインは悔しさを露わに。クラブ公式サイトによれば、試合後のインタビューでこう語った。

「最初の気持ちは失望だ。勢いがあったし、2-1とリードしてからは、2、3度良いチャンスがあった。3点目が本当に重要だった。チャンピオンズリーグの準決勝だけに、厳しい戦いになると分かっていたよ。

(マドリーの本拠地サンティアゴ・)ベルナベウでの勝者が全てを手にする。こういう試合こそ、参加したいものだ。今夜はポジティブな要素もたくさんあった。特に後半はレアルを苦しめた。効率的なプレーが足りなかったね。来週に素晴らしい試合が待っている。楽しみだよ」

【動画】ザネ&ケイン弾で一時逆転も…マドリーにホームで勝ち切れず
また、右SBでフル出場したヨズア・キミッヒは「僕らの方が良いチームだったし、より良いチャンスがあったと思う」と言う。

「もちろん、ペナルティで同点に追いつかれたのは悔しい。今日の試合では、ただついていくだけでなく、それ以上のことができた。自分たちが主導権を握り、チャンスを作っていた時間帯があったからね。来週もそれができるだろう。全てはオープンだ」

ブンデスリーガでは新興勢力レバークーゼンに首位独走を許し、ついに11連覇でストップされたバイエルン。今季唯一の希望、CLで屈辱を晴らせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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