象潟小5年生、生き物をため池に移動 圃場整備の九十九島周辺で

 秋田県にかほ市象潟町の国天然記念物「九十九島」周辺で進められている圃場整備事業に合わせ、象潟小学校の5年生や同市の関係者ら約100人が30日、農業用水路などに生息する生き物の移植作業に励んだ。

 周辺で耕作放棄地が近年増加し、景観維持が難しくなってきたため、市は国の補助を受けて圃場整備に乗り出した。大区画化と景観に配慮した農業施設の整備によって環境保全と営農継続を図る。

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