漫画家・久米田康治 「よく職務質問される」しかし職業を明かしたくない辛い思いを告白

『さよなら絶望先生』などで知られる漫画家・久米田康治が4月30日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。やたらされるという職務質問での“ささやかな抵抗”について語った。

この日のテーマは“人によく怒られる有名人”。久米田は「僕、こんな(見た目)なんで、よく職務質問されるんです」と切り出し、「やっぱり目的がなくて(街を)ウロウロしてることが多いんです」、「(目的がないから)目線が定まってなくて」とその理由を分析する。

そして、漫画家特有の“職務質問あるある”として、「結構頻繁に、漫画家って逮捕されてるんですよ」と驚きの事実を紹介。

共演者たちからの「なんで!?」の声に久米田は、「今はデジタルで(作画を)やってるんですけど、昔はカッターとか(の道具を使って作業していた)」と語り、カバンには常に刃物を常備していたという。また、年齢を重ねて審査員をやることも増えてきたため、「(出版社から)送られてきた、まだ中身を知らない漫画を持ち歩くこともある」といい、「もし危険な(内容の)漫画だったら、連れて行かれるじゃないですか」と説明。「とにかくカバンを開けられるのが嫌なんです」と述べた。

さらに、職務質問の際に職業を聞かれても、「僕、漫画家って絶対言いたくないんです」という久米田。「漫画家だって言ったら、“何を描いてるの?”って言われるじゃないですか」と続ける。

これにはMCの明石家さんまから「答えたらええやないか」とツッコミが入るが、久米田は
「いやいや、だって警察官なんて『ONE PIECE』しか読んでないじゃないですか」と過激な持論を展開。実際、自分の作品を言っても分かってもらえず、変な空気になってしまった過去を明かした。

しかし、「結局最後は“漫画家です”ってなるんですけど」と語り、「“最初から言えよ”ってめっちゃ怒られるんです」と締めくくった。

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