3000万円だまし取られる 亀山の50代男性、暗号資産への投資名目 三重

 【亀山】三重県警亀山署は30日、亀山市内の50代男性会社員が、暗号資産への投資名目で約3千万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は昨年2月、SNS(交流サイト)で「久美子」と名乗る人物からメッセージを受け、別のSNS上でも連絡を取り合うようになった。

 その後、この人物から「必ずもうかる」などと暗号資産への投資を勧められ、同月16日から翌3月6日までで計8回、指定された口座に現金を振り込んだ。

 投資分や利益を換金できないことに気付いて被害が発覚。アプリの画面では投資した金額が増えていったという。署は男性から相談を受けて被害を把握した。

© 株式会社伊勢新聞社