ニット製造の老舗が破産 新型コロナ禍で需要低迷 影響大きく【新潟】

ニット製造会社が破産

胎内市でニット製品の製造を手掛けていた老舗企業が裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、胎内市の「トップ.モードエグチ」は1989年創業。婦人向けのニット製品の製造を主に手掛け、売上高は2019年6月期は約2000万円を計上していました。しかし、安価な海外製品との競合や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛による需要低迷で近年の売上高は1000万円を割り込んでいました。
損益も赤字の状況だったとみられており、資金繰りも限界に達し、今回の事態となりました。

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