岩手県九戸村は1日、人工知能（AI）を活用したオンデマンド交通「まさざねGO」の運行を始める。自宅や目的地の近くで乗降でき、高齢化が進む村の交通の利便性向上につなげる。
車両はワンボックスで定員12人。会員登録した利用者が事前に予約すると、目的地や到着時刻を基に専用のシステムが最適な乗り合わせや経路を割り出すサービスを導入した。県北バス（盛岡市）が運行する。
運賃は1回100円。村在住の小学生と75歳以上は無料。運行は平日の午前9時～同10時半、午前11時半～午後1時半、午後2時半～同4時。7のつく村の市日は土日祝日も運行する。問い合わせは村IJU戦略室（0195.42.2111）へ。
