長崎日大の松田が銀メダル! U20アジア陸上選手権 女子100メートル障害

女子100メートル障害で銀メダルを獲得した松田(長崎日大高、左)と優勝した谷中(大分雄城台高)=ドバイ

 陸上の第21回U20アジア選手権は現地時間の4月24~27日、アラブ首長国連邦のドバイで行われ、女子100メートル障害の松田晏奈(長崎日大高3年)が13秒59で2位に入った。一緒に日本代表として出場した谷中天架(大分雄城台高3年)が13秒52で制した。
 26日の予選を13秒43の組1着で通過。これは昨秋の鹿児島国体少年女子A100メートル障害でマークした13秒38(日本高校2年歴代最高、県記録)に迫る自身2番目の好タイムだった。27日の決勝は右隣のレーンを走った谷中と序盤から激しい先頭争いを繰り広げた末、日本勢でワンツーフィニッシュした。
 初めて日の丸を背負って結果を出した松田は「決勝で負けたことはすごく悔しい。ただ、アジアでの2位入賞と予選のタイムを考えると、本年度のいいスタートが切れたかなと思う。今年はインターハイ優勝と日本高校記録の更新を目指したい」と自信を深めていた。

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