CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、新曲「Correspondances」配信リリース

東京発3人組バンド“CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN”が、シングル「Correspondances(コレスポンダンス)」を5月1日(水)に配信リリースしています。

CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(チョコ パ コ チョ コ キン キン)は、小学4年生で結成するも、全員がギターだったため小学5年生で解散。その後1人が中南米音楽に傾倒し、キューバのハバナ大学に留学。現地でコンガを学び、リズム・パターン“cho co pa co cho co quin quin”を習得。2021年に再結成し、パーカッションを軸にした電子音楽にフェイクのシャーマニズムを足した音楽を模索中。

2023年7月に1stアルバム『tradition』を配信リリースし、世界各国さまざまな文化の音楽性がクロスオーバーした“四畳半トロピカリア”とでもいうべき音楽性が注目を集め、結成わずかながら、同年10月には〈朝霧JAM〉、11月には〈FESTIVAL de FRUE〉への出演を果たしています。2024年1月には、全国流通では初のパッケージ作品となる1stアルバム『tradition』のCD&アナログ盤をリリースし、さらに同月Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出。3月には楽曲「ワタツミ」が、JR東日本「TOHOKU Relax」CMソングに起用され、〈FUJI ROCK FESTIVAL’24〉、〈CIRCLE’24〉ほか、〈森、道、市場2024〉など続々と大型フェスへの出演が決定するなど、今後の活躍が期待されています。

「Correspondances」は3曲収録の最新シングル。収録曲となる「アダンの海辺」は、2023年にメンバーが訪れた鹿児島・奄美大島の土地で得たインスピレーションをもとに制作された作品で、奄美の地で亜熱帯の鳥や自然を描き、日本画の新境地を開いた画家・田中一村の代表作“アダンの海辺”がモチーフとなった1曲です。本楽曲は3月4日にNHK総合で放送された『ドキュメント20min.ナイト ライト ライド』にて、その制作風景が特集され、実験的なサンプリングをもとに楽曲制作を進めるメンバー3名の様子に注目が集まりました。

今作には、タイトル・トラック「Correspondances」と「声を聞かせて」も収録され、1stアルバム『tradition』以来となる新曲はCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN音楽ファンには待望のリリースとなります。シンセサイザーで奏でられる鳥や動物の声が散りばめられており、電子音楽で自然を描くという相反するアプローチにより、不思議な温かみのあるサウンドが醸成された作品に注目です。

また、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINは、名曲の歌詞の情景を集音し新たな楽曲を生み出すプロジェクト「集音歌詞」へ参加し、“酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞ”というフレーズでおなじみの「日本全国酒飲み音頭」の再解釈版「日本全国酒飲み音頭 -集音歌詞ver-」のミュージック・ビデオをYouTubeにて公開しています。

1979年にコミック・バンド“バラクーダ”によってリリースされた「日本全国酒飲み音頭」の歌詞を再解釈し、歌詞に合わせて情景を集音。瓶ビールのキャップが落ちた瞬間の音、風鈴の音など合計30程度の環境音や生活音が使用され楽曲を彩っています。どこにどんな音が使われているかを想像しながら楽しめる作品となっています。

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