フィーゴ、ロナウド、ジダン以上! 元銀河系軍団員が20歳ベリンガムを絶賛! バイエルンOBも「紛れもなく特別。本物だ」

2000年代初頭にいわゆる“銀河系軍団”の一員としてプレーしたスティーブ・マクマナマン氏が、レアル・マドリーとイングランド代表の後輩、ジュード・ベリンガムを絶賛した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

現在20歳のベリンガムは昨夏にマドリー入り以来、究極のボックス・トゥ・ボックス型MFとしてゴールを量産。4月21日に行なわれた宿敵バルセロナとのエル・クラシコでも、90+1分に劇的な決勝弾を叩き込むなど、圧倒的な勝負強さを発揮している。

もはや白い巨人の象徴的な存在となっている俊英を、マクマナマン氏は4月30日のチャンピオンズリーグ準決勝、バイエルン・ミュンヘン戦を前に、かつて自身が共闘したスーパーレジェンドと比較。興奮気味にこう語った。

「(自分より後に)ルイス・フィーゴがドレッシングルームに入ってきた。それからR9(ロナウド)、つまりフェノーメノ、ジズー(ジネディーヌ・ジダン)も入ってきた。ただ、彼(ベリンガム)ほどインパクトのある選手はいない。しかも20歳でだ。驚異的だよ」

【動画】ベリンガムが終盤で劇的な決勝弾!宿敵バルサに強烈な一発をお見舞い
また、バイエルンOBのオーウェン・ハーグリーブス氏もベリンガムをべた褒めだ。ジダン氏の後継者としての側面に触れ、同様にインパクトの大きさを知らしめた。

「レアル・マドリーで最も象徴的な選手の1人、ジダンの5番を背負っている。ジュードの才能は紛れもなく特別だ。ボディーランゲージや身のこなし、ピッチへやドレッシングルームへの入り方は、19から20歳の選手では決して見られない。彼は本物だ」

インパクトはフットボール史に名を刻む英雄に全く引けを取らず、年齢などを考えれば、むしろそれ以上――。超新星に強い感銘を受けているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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