カズレーザー「ここまで変わる」マヂラブ・村上&いとくとら夫妻が取り組んだ味覚改善法の効果に驚き

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が30日に放送された。今回は『味覚障害を1週間で劇的改善&脳科学で判明した、あなたの能力を引き出す間取りSP』をテーマに『料理でおいしく味覚障害を改善』という講義で、味覚研究の最前線で活躍する広島大学医学部の堤理恵氏が、味覚障害の可能性のあるマヂカルラブリーの村上と、妻のいとくとら(読み:いくら)夫婦に、味覚改善を促す食生活を指導した。

チャレンジ前に改めて味覚遺伝子を測定した村上&いとくとら夫妻。検査の結果、村上はうま味と脂肪味の数値が危うい結果となり、いとくとらも隠れ味覚障害のボーダーとなる数値が目立った。いとくとらによれば「あまり濃くならないように作っても、後で村上さん味足したりしちゃう」のだそうで、堤氏はヒアリングを元に1週間分のオリジナルレシピと味覚改善チェックリストを考案。『1日1.5リットル以上の水を飲む』ことや、『かける調味料を使用しない』などが提案された。

初日の昼食として登場したのは“クリームパスタ“。ただし牛乳もバターも使わず、代わりに豆腐をクリーム状にしたものを使う。具材には白菜やニンジン、エリンギをオリーブオイルでいため、ツナ缶も1缶投入。このオリーブオイルと魚の油により、脂肪味の感度が期待できるという。市販のクリームパスタに比べ、カロリーおよそ半分の超ヘルシーパスタが完成した。口に運んだいとくとらは「やっさしい」とリアクションしたが、村上から「平たく言うと?」と聞かれると「うっすい」と本音を明かした。一方村上も「おいしいものではあるんだろうという感じはする。奥の方に薄く感じるダシのうま味とか、ただ薄いわ、味が」と満足していない様子だった。

2日目以降も、堤氏によるアドバイスをふんだんに盛り込んだ料理の数々を作り続けた村上&いとくとら夫婦。水出しした昆布だしを使用するなど、味覚を研ぎ澄ませるための工夫を取り入れた。村上が大好物だというカレーも市販のルーは使わず、だし汁とカレー粉で味をつけた大根カレーに変わった。

味覚に変化が現れはじめた村上は、4日目にして「昆布だしを感じます私、昆布のうま味みたいなのが足されてる」とだしのうま味を感じるように。こうして1週間にわたる挑戦の締めくくりとして、最後に初日に食べたクリームパスタを再び口にすると、村上は「うまい!これ!」と目を見開いた。さらに「うまい!これ。豆腐の味とかキノコの味とかツナの味もめっちゃする」と続け、変化を実感した。

挑戦を終え村上は「“素材を楽しむ”、これが食事なんだなっていう、食事っていうものの根本的な理解が変わってきた」と変化を振り返った。改めて味覚遺伝子を測定すると、ほとんどの味覚が正常値に達しており、村上は「ウソじゃなかったんですよ、最後のあのパスタがうまかったのは」と成果を喜んだ。さらに挑戦の間に4.5㎏の減量にも成功したそうで、この結果には堤氏も驚いていた。

堤理恵氏

この結果を受けカズレーザーは、「ここまで結果が出るとこれはすごいですね。村上さん本当に味付け濃い店好きだから、それがここまで変わるっていうのは」と感心。この発言に村上は「もうあの店の飯食えませんよ、しょっぱくて」と返した。

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