2年ぶり1号ソロHRなど2試合連続マルチHで1軍昇格なるか!?小林誠司/岸田行倫が狙う巨人正捕手の座を奪い取りたい2軍に潜む好打者とは!?

喜多隆介が2年ぶり1号ソロHR放つなど2試合連続マルチヒット

4月30日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「9番・捕手」で先発出場した喜多隆介は、3打数2安打1打点1HR。2年ぶりとなる一時勝ち越しの1号ソロホームランを放つなど2試合連続マルチヒットを記録。打率.318と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。

4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った喜多隆介は、西武ライオンズ先発の青山美夏人の4球目121km甘く入ったカットボールをレフトへ弾き返す一時勝ち越しの1号ソロホームランを放った。

喜多隆介は2022年に2軍で2本塁打を放っていたが、昨シーズンはノーアーチだった為、2年ぶりの一発となった。

喜多隆介は、オフの自主トレを3年連続で丸佳浩と行い、最大のテーマは打撃力向上に掲げ、スイングや立ち方、構え肩から丸佳浩と共に確認し、意見をもらいながら日々バットを振り込み、今シーズンでの巻き返しの準備は進めてきた。

打撃がウリの大城卓三がリード面で精彩を欠き、出場機会が減っており、小林誠司、岸田行倫に巨人正捕手奪取のチャンスが訪れており、喜多隆介も1軍昇格を果たせれば、先発マスクのチャンスが巡ってくる状況だ。

喜多隆介が1軍昇格を果たし、大城卓三、小林誠司、岸田行倫が争う巨人正捕手の座を奪いに行けるか注目だ。

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