契約満了迫るラビオがユベントスと話し合い、バイエルンも獲得に関心か

去就が注目されるMFアドリアン・ラビオ[写真:Getty Images]

ユベントスとフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)の契約交渉は平行線をたどっているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2019年夏にユベントスへ加入して以来、主力としてプレーし続けているラビオ。昨夏にはフリーでのマンチェスター・ユナイテッド入りも噂された中、ユベントスと1年の契約延長を決断して残留すると、今季も公式戦31試合4ゴール3アシストの成績を残している。

そんなラビオとユベントスの契約は今シーズンまで。両者は契約交渉を続けており、一時は合意間近とも報じられていたが、現時点で交渉は停滞している。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、代理人を務める母・ヴェロニカ氏が、今週に入ってユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏と会談の場を設けたとのことだ。

現状では交渉が進まない理由として、ラビオ側が現在受け取る年俸750万ユーロ(約12億6000万円)のままで長期契約を望んでいるのに対して、クラブ側は短期契約か減俸を希望。選手にはバイエルンからの関心が囁かれていることもあり譲歩する可能性は低く、いよいよ契約満了が迫る中で交渉の行方が注目されている。

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