山下智久、マック新CM&主演ドラマ絶好調の裏で“スタッフ離脱”進む家族の結束強化 ニノも松潤も家族回帰のワケ

山下智久、二宮和也、松本潤(嵐)(C)ピンズバNEWS

歌手で俳優の山下智久(39)が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜夜10時)の第2話が5月1日に放送される。同ドラマは4月24日にスタート。初回は世帯視聴率8.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率4.8%を記録したが、これは2022年に「水10ドラマ」が復活して以降、歴代トップ。さらに今クールのフジテレビ系ドラマで視聴率トップの好発進となった。

『正直不動産』(NHK総合)や配信ドラマなどで活躍を続けてきた山下だが、民放の連ドラ出演は2019年4月クールの『インハンド』(TBS系)以来5年ぶり。フジテレビの連ドラは2017年7月クールの『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』第3シーズン以来7年ぶりとなったが、『ブルーモーメント』を成功に導けば、民放地上波ドラマで見る機会もさらに増えていきそうだ。

「今、テレビ界が最重要視している13歳から49歳のコア視聴率も2.9%と、悪くないスタートと言えそうです。X(旧ツイッター)にも《ブルーモーメント面白い…山Pかっこいい…》という声が多くあるように、評判も上々。

山下さんは、5月1日にはマクドナルドの新CMに広瀬すずさん(25)とともに出ることも明らかとなり、絶好調ですよね。今後のさらなる快進撃にも期待が高まりますが、山下さんの周囲では最近、大きな動きがあったんです。実は、古くからお世話になっていたスタッフのHさんが離れてしまったといいます」(芸能プロ関係者)

山下は2020年11月に旧ジャニーズ事務所を退所し、以降は個人事務所で芸能活動を続けてきた。

このたび、長年一緒に仕事をしてきたH氏が個人事務所から離れてしまったというが、2022年4月にも山下の仕事の窓口を務めていた女性が突然辞めてしまったと報じられた。女性はもともとキャスティング会社の幹部だったものの、仕事ぶりが評価されて山下の窓口を任されるようになったという。しかし、山下の家族との摩擦で2022年3月時点で契約解消になったとされる。

■山P妹が「ドライバー兼マネージャー」として現場に来ることも

前出の芸能プロ関係者が続ける。

「2020年12月に設立された山下さんの個人事務所の役員には山下さんの妹で元グラビアアイドルだった方、さらに母親の名前があります。

かねてより妹さんがドライバー兼マネージャーとして現場にも来ていると報じられていましたが、現在も交渉の場に出てきて、山下さんの仕事について仕事相手と打ち合わせをすることもあるそうです。今回、長年一緒にやってきたHさんが離れたことで、より“家族経営”の色が強い個人事務所になっていくのではないでしょうか」

旧ジャニーズ事務所出身のタレントでは嵐の二宮和也(40)も、家族に個人事務所を支えてもらっている1人だ。

ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、二宮は2023年10月24日に旧ジャニーズ事務所から独立することを発表し、同30日に個人事務所「株式会社オフィスにの」を設立。

その前日の10月29日にはXで《てか、今後仕事をする為にもホームページってどう作るんだろう?と思ったら、私簡単のなら作れるけど?って姉が言うんでこれから姉弟で作る事になりました笑》と、姉にホームページの作成を手伝ってもらっていると明かしており、今年2月14日に公式サイトが公開された。

松本潤(40)も2019年8月に個人事務所を旧ジャニーズ事務所と同じ住所に設立しており、取締役には両親が就いている。

「ジャニー氏の件を受け、旧ジャニーズ事務所は崩壊。テレビ各局は旧ジャニーズタレントの新規起用に慎重になっています。NHK、テレビ東京は明確に“NG”ですよね。一方、特にフジテレビがそうですが、山下さんのような“辞めジャニ”の需要が高まっている。『ブルーモーメント』を皮切りに、地上波番組への出演機会も増えていくのでしょうが、マネジメントのところでは、個人事務所は家族経営化を推し進めている感じです。

芸能界は特殊な業界ですし、山下さん、二宮さん、松本さんといったトップタレントだと大きなお金も動く。旧ジャニーズタレントや辞めジャニはファンからの見られ方もかなり注意しないといけないですし、やはり最後に本当に信頼できるのは家族だけ、ということになるのでは。そうした理由で、家族にサポートしてもらう人が多いのではと思われます」(前同)

絶好のスタートを切った『ブルーモーメント』――山下の活躍にサポートする家族も大いに喜んでいるはずだ。

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