「いってらっしゃい元気でね」 支援学校の児童がサケの稚魚約8000匹を放流 岩手・釜石市

岩手県釜石市を流れる甲子川で1日、市内の支援学校に通う児童がサケの稚魚を放流しました。

サケの稚魚を放流したのは、県立釜石祥雲支援学校の小学部に通う児童15人です。こちらの支援学校では、児童に地域の人たちと触れ合うことで地元の産業に関心を持ってもらおうと2017年からサケの稚魚を放流しています。1日は児童が2つの班に別れ山形県のふ化場で育てられた稚魚約8000匹を甲子川に放流しました。稚魚は体長およそ6センチ重さ2グラムほどで、児童は稚魚が入ったバケツを受け取ると、大人に手伝ってもらいながら川に放流していました。

(児童たち)
「いってらしゃい元気でね」

児童はサケの稚魚が成長して遡上してくることを願いながら見送っていました。

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