「SURFACE椎名慶治の燃えろ!!!レトロゲーム実況決定版vol2!!!」レポート!椎名さんが思い出に残るゲームにまつわるエピソードを赤裸々に語った

イベント中は椎名さんが親しんだファミリーコンピューターやスーパーファミコンのタイトルについて、数々の思い出話を披露。どのタイトルにも興味深いエピソードがあり、会場に集まったファンの笑いを誘っていた。また、楽曲リクエストをかけたファンとのゲーム対戦で白熱する場面も。

■「シティコネクション」をはじめ様々なタイトルとの思い出話で笑いが溢れた

オープニングトークでは2023年7月に開催された第1回に言及。1年を待たず第2回目の開催が決定したそうで、その人気のほどを伺うことができた。また、この後実施される集まったファンのみなさんとゲームで遊ぶコーナーへの意気込みも語っていた。

最初のコーナーは「椎名慶治、ゲームを語る」。ここでは、椎名さんの座るステージ上の机に様々なレトロゲームが用意されており、これらを1本ずつピックアップしながらその魅力や思い出を語ることに。

1本目は「シティコネクション」。本作がシティコネクションと出会うきっかけだったそうで、地味ながらも名作だとコメント。最近の実写顔負けの映像と比べると地味だが、だからこその良さがあることやPSG音源を用いた効果音について話していた。

その後は、セーブ機能が無いためポーズしたまま学校へ行くと帰宅時には1からやり直しになっていたという「スーパースターフォース 時空暦の秘密」、これがないと人生を損するとまで話した「マイティボンジャック」など様々なタイトルがトークに登場。

誰もが知るようなタイトルからは、「桃太郎電鉄」の基になったという「桃太郎伝説」や、「マリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ」などが登場。

「マリオブラザーズ」は椎名さんが初めてPvPを体感した作品だそうで、マリオとルイージの兄弟が協力し合うゲームながら、友人と遊ぶ際は協力ではなく互いの邪魔をし合ってどちらが長く生き残れるかという楽しみ方をしていたそうだ。

■「ぺんぎんくんギラギラWARS」でファンと熱い対戦を繰り広げた

トークが一段落したところで、お次は「椎名慶治・レトロゲーム実況」のコーナーに。ここでは、3つのレトロゲームを椎名さんが実況プレイしたのだが、それぞれのタイトル毎に設定されたクリア条件を達成できなかった場合は罰ゲームとして生歌を披露しなければならなかった。

早速1本目の「シティコネクション」にチャレンジすることになったのだが、ここでトラブルが発生。なんとイベントのために用意したNintendo Switchの接続が不安定になったのか、ゲーム画面がスクリーンに表示できなくなってしまったのだ。ここで急遽、椎名さんの歌唱で繋ぐことに。

ゲームをクリアできなかった場合の罰ゲームで歌うはずが、ファンにとっては貴重な生歌を聴ける機会が増えたことに。曲中にはクラップやコール&レスポンスも聞こえており、トラブルを感じさせない盛り上がりが見られた。

「シティコネクション」のプレイ再開時にまずはクリア条件を発表。ここでは「1面(アメリカステージ)クリア」が条件となったのだが、コントローラーでの操作がスクリーン上にプレイとして反映されるまでの遅延に苦しみあえなく失敗。

罰ゲームの歌唱が終わったところで、お次は「ぺんぎんくんギラギラWARS」へと移った。クリア条件は椎名さんが我こそはと立候補したファンと対戦して勝利すること。逆にファンが勝利した場合は、好きな曲を椎名さんにリクエストできることになっていた。

「ぺんぎんくんギラギラWARS」はボールを相手陣地に投げて、最終的に自陣内のボールが少ない方が勝利というゲーム性。自分の好きな曲を歌ってもらえるとあって椎名さんとの対戦に臨んだファンはかなり白熱しており、椎名さん以上に巧みなプレイで勝利をもぎ取った方も。結果は4戦3敗で3人のファンからのリクエストを受けることになった。

最後にプレイすることになった「忍者じゃじゃ丸くん」のクリア条件は、7面(「ヘドボン登場」ステージ)のクリア。この時点で3曲も歌うことが決定しているので、これ以上の罰ゲームは避けるべく次々とステージクリアを積み重ねていく椎名さん。

しかし、途中で出てきた触れることで移動速度がアップするアイテムに振りまわされてしまい、7面(「ヘドボン登場」ステージ)はクリアならずという残念な結果となってしまった。

■ラストはアルバム「RABBIT-MAN II」から2曲を披露!

「ぺんぎんくんギラギラWARS」で勝利したファンからのリクエストを聞き、いよいよライブパートに。ここでは「愛のせいじゃない 愛は関係ない」「ボクのアトラクション」「lo0p」を続けざまに披露して会場を大いに盛り上げてくれた。

これでイベント終了かと思いきや、再び「ぺんぎんくんギラギラWARS」でファンと対戦する時間に。椎名さんは先ほどの対戦でコツを掴んだのか、時間切れギリギリまで自陣にボールを確保しておき、最後の最後で畳みかけるといった作戦を見せて歌やトークだけでなくゲームプレイでも会場を楽しませてくれた。

ここで「ぺんぎんくんギラギラWARS」の戦績を3勝3敗まで持ち込み、いよいよイベント終了の時間が迫った。第1回に続き今回もイベント開催のために力を尽くしたシティコネクションと東京カルチャーカルチャーへの感謝を述べ、イベントやグッズの告知を実施。

そして2023年12月27日に発売されたアルバム「RABBIT-MAN II」から「醜態成」と表題曲の「RABBIT-MAN II」を歌ってイベント終了となった。なお、ここまでイベント中で歌った楽曲のリストは下記の通りとなる。

■セットリスト

「いざ尋常に」
「BLACK or BLACK」
「予告状」
「怪盗Y」
「愛のせいじゃない 愛は関係ない」
「ボクのアトラクション」
「lo0p」
「醜態成」
「RABBIT-MAN II」

第2回も大団円で幕を閉じた「東京カルチャーカルチャーpresents SURFACE椎名慶治の燃えろ!!!レトロゲーム実況決定版」。第3回の開催に期待しつつ、今後の椎名さんの活動にも注目してみてはいかがだろうか。


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