絶妙な表情で「どん兵衛 特盛」カップをかぶる猫の姿が話題。でも一体、なぜ…?

愛猫の結膜炎治療のために「カラー(患部に触れないよう首に装着する襟巻)」を手作りし試着した際の写真がXに投稿され、「猫の表情が豊かすぎる」と話題です。

投稿したのは、ブリティッシュショートヘア・八海山くんの飼い主さん(@hakkaisan_cat)。SNSで八海山くんの様子を発信しています。

生まれつき左目から出る涙が多く、その影響で結膜炎になってしまった八海山くん。目を掻いて悪化しないように病院の指示で「カラー」を着用することになりました。しかし、病院貸与のカラーだと大きすぎて使えず、飼い主さんは悩んでいました。

そこでXに八海山くんの写真をXに投稿し、コメント欄でおすすめの方法を募ります。

試しに「どん兵衛」を加工して作ったカラーに挑戦してみると、ジャストフィット! しかし、当の本人は「納得できない…」という表情に。

試行錯誤の結果、クリアファイルでカラーを手作りすることで落ち着いたそうです。

一連の投稿には「意外と馴染んでる。表情が絶妙でかわいい」「納得できない顔に思わず笑っちゃった」「どん兵衛の『特盛』がいい味出してる😂」「どん兵衛カラー似合ってる!手作りに愛を感じます」と反響が広がりました。

八海山くんの飼い主さんによると、八海山くんは穏やかで優しく甘えん坊な子。ブリティッシュショートヘア のブルー&ホワイトカラーの子で探していたところブリーダーさんから連絡をもらい、お迎えした猫だそうです。

ハフポスト日本版が経緯を尋ねたところ、「病院貸与のカラーは首が太くて小さいサイズだと合わなかったため犬用の大きいサイズのものを試したら、逆に大きすぎて飲食もできず寝るのも一苦労でした。柔らかいフェルト製の既製品では、脚で掻いてしまうのを防げず困っていた」とのこと。

すると、八海山くんの親戚のオーナーさんから、「どん兵衛カラー」を勧めてもらい試着。しかしどん兵衛カラーを自分で脱ぐようになったので、フォロワーさんから教えてもらったクリアファイル製を試してみたという経緯だそうです。

また、飼い主さんはどん兵衛カラーについて、「誤飲の危険性があるのであまり推奨されていないようです」と注意を促しました。飼い主さんはリスクを把握した上で八海山くんの特性や他と比べた快適性を考えて、そばで見守りながら使用したそうです。

手作りカラー試着時の八海山くんの反応を尋ねると、「どん兵衛カラーを着けた際はやっぱり嫌そうでしたが、着けたままごはんもお水も摂れるしそれまでのカラーよりも軽くて快適そうでした。クリアファイル製もなかなか快適そうでした。どん兵衛よりもファイルが透明で視界がクリアな分、動きやすかったかもしれないです」とのこと。

反響については、「結膜炎の治療に関連して、目薬をさす様子を撮った動画も投稿したのですが、そちらも抵抗する様子が可愛いと皆さんから好評でした」と話しました。

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