マカオで海開きも豪雨による漂着ゴミに注意呼びかけ…遊泳シーズンは10月末まで

海開きに向けた遊泳ゾーンを示すブイの設置作業の様子(写真:DSAMA)

 マカオでは例年通り5月1日に海開きを迎えた。10月31日までがマカオの遊泳シーズンとなる。

 上述の遊泳シーズン中の(現地時間)平日午前10時から午後6時まで、土・日曜・パブリックホリデー午前9時から午後7時までの間については、マカオ政府海事・水務局(DSAMA)がコロアン島のハクサビーチ(黒沙海灘)とチョクワンビーチ(竹灣海灘)にライフセーバーと救護スタッフを派遣して遊泳者への救護サービスが提供される。遊泳にあたり、ビーチに掲出されるフラッグの種類及び意味合いについても確認しておきたい。

 ハクサビーチとチョクワンビーチには無料のロッカールームとシャワーが完備されている。 マカオで遊泳可能なパブリックビーチはこの2ヶ所のみ。

海開きを目前に控えたハクサビーチの様子(写真:DSAMA)

 DSAMAでは、5月1日に海開きとなるが、近日(珠江デルタ)の上流域における豪雨の影響でマカオ海域及びマカオのビーチでゴミの漂着が急増しており、今後しばらくの間、同様の状況が続くほか、労働節ゴールデンウィーク(5月1〜5日)はビーチの人出が増えることも予想され、出発前に同局の公式サイトや海事アプリでビーチの最新状況を確認するよう呼びかけた。

 このほか、海開きにあたり、マカオ政府交通事務局がハクサビーチを拠点にハクサダム、九澳高頂バーベキューパーク、石排灣エリアなどコロアン島を循環する公共路線バス「15T」系統を5月4日から10月27日までの土・日曜・パブリックホリデー限定で運行することも明らかにした。

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