「Pixel 8a」の価格は米国で据え置き、バッテリーは強化か

Googleの「Pixel 8a」は、2023年にお買い得なスマートフォンとして人気をさらった「Pixel 7a」に近い存在になりそうだ。米国時間4月30日に公開されたリーク情報によれば、Pixel 8aはバッテリー容量が増えるにもかかわらず、最低価格は前年のPixel 7aと同じ499ドルに設定されるという。

@OnLeaks」という名前で活動しているITガジェットに関するリーク情報で有名な人物が入手し、提携するSmartprixが報じた情報は、廉価モデルであるPixel 8aの価格が前モデルよりも高くなるといううわさを否定するものだ。それによると、GoogleはPixel 8aの128GBモデルを499ドルで、256GBモデルを559ドルで発売する予定だ。バッテリー容量も若干大きくなり、Pixel 7aの4385mAhから4500mAhにアップするという。

Pixelの「a」シリーズは、コストパフォーマンスが高いモデルとして知られており、そのスペックは、通常は秋に発売されるフラッグシップモデルよりもやや低いものになっている。

2023年夏に発売されたPixel 7aは、米CNETのレビュアーたちから高く評価された。また699ドルの「Pixel 8」は、AIによる写真編集機能が高い評価を受けているが、安価なPixel 8aでも同様の機能が利用できると予想されている。

Pixel 8aのその他の仕様については、類似のプロセッサーやわずかに小さい画面サイズなどをはじめとして、その多くがPixel 8やPixel 8 Proに似たものになる見込みだ。2023年のPixel 7aはPixel 7よりもカメラのスペックが高かったが、その性能をテストした米CNETのLisa Eadicicco記者は、「違いはほとんど分からなかった」と述べている。

しかし、Pixel 8aの最も魅力的な特長は、そのサポート期間の長さかもしれない。Googleは2023年、Pixel 8とPixel 8 Proを発売した際に、ソフトウェアとセキュリティのアップデートの提供期間を、競合する低価格スマートフォンの典型的なサポート期間の2倍近くである7年間に延長すると発表している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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