「社会正義に反する行為は不要」浦和がSNS上の誹謗中傷投稿に声明

[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズは1日、SNS上での誹謗中傷問題について声明を発表した。

SNS上では浦和と名古屋グランパスの間で問題が発生。「原爆」という言葉を使った投稿が物議を醸し、大きな問題となっていた。

この騒動には、両クラブ以外にも、多くの反響が寄せられた中、浦和が声明を発表。クラブとしての考え方を伝えた。

「大変残念なことに、SNS上で、多くの方が犠牲になられた史実を引用した極めて悪質な投稿が確認されました。当該投稿は既に削除されておりますが、今一度私ども浦和レッズの考えをお伝えさせていただきます」

「スポーツが日常にある幸せが広がっていくことを願う浦和レッズは、仮に「勝利のため」という理由が伴っていたとしても、社会正義に反する行為を肯定することは絶対にありません」

「そして、「勝利のため」という理由で社会正義に反する行為を行う人を、サポーターとは認めません」

「浦和レッズがパートナー、ホームタウン、そしてファン・サポーターのみなさまと共に実現を目指すものは、「強くて魅力あるチーム」、「安全・快適で熱気ある満員のスタジアム」、「自立し責任あるクラブ」であり、これらの実現に、社会正義に反する行為は不要です」

「当該投稿に対し、社会の一員であり浦和レッズの一員であるファン・サポーターのみなさまが疑問を呈し、そして否定的な態度を表明してくださっていることを大変心強く感じておりますが、引き続きそうした「当たり前」をファン・サポーターのみなさまと共に浦和レッズ全員で継続的に実行してまいりたく存じます」

「SNS上に限ったお話ではございませんが、誹謗中傷、或いはそれに類する行為は絶対におやめくださいますようお願い申しあげます」

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