沼津にマンガの新名所『キン肉マンミュージアム』開業 市長や地元政界も「大変光栄」セレモニーで歓迎

『キン肉マン』全国初となる常設展示施設「キン肉マンミュージアム in 沼津」が静岡県沼津市にて4月29日(月)にオープン。開業前日には漫画作者であるゆでたまご先生や、ミュージアム館長「ミノワマンZ」ら関係者がセレモニーに参加した。

【画像】オープニングセレモニーに参加した関係者&館内の様子(全4枚)

この度オープンされた「キン肉マンミュージアム」はその名の通り『キン肉マン』シリーズの展示が行われる常設展示施設として、作中「夢の超人タッグ編」で描かれたトーナメント・マウンテンの舞台、富士山へとつながる街・沼津市に誕生。

館内には「キン肉マン」の関連グッズを集めた物販コーナーのほか、キン肉マンやテリーマンなど等身大の超人フィギュアや、キン肉バスターをかけているような写真が撮影できるフォトスポット、45枚の複製原画、制作過程でお蔵入りした未使用原稿集、先生が実際に仕事で使っているペンなどが多数用意。今後は漫画や関連書籍を楽しめるフリースペースが設けられるという。

そんな「キン肉マンミュージアム」のオープンを祝して、開業直前の4月28日(日)にはオープニングセレモニーが開催。沼津市長の賴重秀一氏、自民党衆議院議員のかつまた孝明氏、立憲民主党衆議院議員のわたなべ周氏ら政界関係者も臨席した。

冒頭の挨拶で、ゆでたまご先生は「ご縁あって初めて沼津市を訪れた時、山もあり海もあり、食べ物も美味しい、とても素晴らしい土地だと思いました。しかも、富士山がきれいに見える。夢の超人タッグ編に出てくるトーナメントマウンテンは富士山の隣に建設されたという設定です。」「この富士山にも非常にご縁を感じていましたので、沼津市にキン肉マンミュージアムを作ることができて本当に嬉しいです。」と喜びをあらわに。

続けてミノワマンZ氏は、「キン肉マンに憧れ、キン肉マンのように強くなりたいと思い、プロレスラーになりました。そして、キン肉マンのマンを本名美濃輪の名前に付けてミノワマンになりました。キン肉マンがなければ今の自分はなかったです。このキン肉マンミュージアムから盛り上げてパワーのある町にしましょう!!」と熱い想いを伝えた。

また、地元自治体を代表して沼津市長は「沼津を代表する仲見世商店街においては、活性化も極めて重要であります。その核となる施設が、必要であるということを捉えさせていただきました。昔の子供も今の子供も楽しめる、幅広い方々に、このミュージアムを楽しんでいただく、 そんな拠点ができたということは、本当に沼津市としては大変光栄であると考えております。」と地域との連携ついて期待を寄せた。

キン肉マンミュージアム
・所在地:〒410-0801 静岡県沼津市大手町 5-2-15 1F/2F
・営業時間:10:00-18:00
・定休日:毎週水曜日
・入場料:1,000円(大人、大学生)、900円(シニア)、700円(高校生・中学生)、500円(4歳以上)

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