悔しさを乗り越えマウンドへ 帰ってきた高橋宏斗 開幕2軍スタートからのウラ側【ドラゴンズ】

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28日、今シーズン初登板を果たした高橋宏斗投手。開幕2軍スタートからここまでのウラ側に迫りました。

「悔しい思いを持って1カ月過ごしてきたので、少しいい結果が出たというのは、自分の中でもホッとした感じですね」(高橋宏斗投手) そう語るのは28日、今シーズン初登板で7回無失点の好投を見せた高橋宏斗投手。 沖縄キャンプの途中にはピッチングフォームの変更を行っていましたが、思うように調整が進まず、まさかの開幕2軍スタートとなりました。 「本当に毎日が苦しくて、気持ちは落ちている状態だったけど、そこでも練習しないと、上手くならないという気持ちが常にあった」(高橋投手) 降格から気が付けば1カ月、自分と向き合う時間が続きました。

迎えた初登板

そして迎えた初登板。 多くのファンが、その姿を待ち望んでいました。 「これだけの人に期待をしてもらっているという思いと、しっかりと1軍の舞台で活躍しないといけないという思いが込み上げてきて、身の引き締まる思いだった」(高橋投手) 真骨頂は7回、先頭バッターにヒットで出塁を許した場面でした。 「この回がキーになると思って、ベンチにいる大塚投手コーチを見たら、『この回任せたぞ!』とはっきり言ってくれて」(高橋投手) 「チラ見されたので。しっかり気持ちは伝えて、力水を与えました」(大塚晶文投手コーチ)

「高橋宏斗」が帰ってきた瞬間

見事この回を投げ切り、高橋から飛び出したガッツポーズ! 「高橋宏斗」が帰ってきた瞬間でした。 悔しさを乗り越え、ふたたび走り出した背番号19。 「僕が出来ることは限られているけど、これからもチームを勝ちに繋げられるピッチングをしていきたい」(高橋投手) ※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。 (5月1日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)

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