中国・成都世界園芸博覧会マスコットのモデルはハンカチノキ

中国・成都世界園芸博覧会マスコットのモデルはハンカチノキ

成都世界園芸博覧会マスコットの「桐妹児」。(資料写真、成都=新華社配信)

 【新華社成都5月1日】中国四川省成都市で開催中の2024成都世界園芸博覧会(4月26日~10月28日)では、マスコットの「桐妹児(トンメイアル)」が美と持続可能性、友情・包容を世界に向けて発信している。

中国・成都世界園芸博覧会マスコットのモデルはハンカチノキ

26日、成都世界園芸博覧会のメイン会場で撮影したエンブレム。(成都=新華社記者/江宏景)

 桐妹児の頭は中国原産のハンカチノキの花で、くちばし、尾、羽の文様は四川省の三星堆遺跡から出土した「青銅神鳥」からヒントを得ており、四川省の歴史と文化を体現している。名前は成都の人々が小さな女の子に付ける愛称を基にしている。

中国・成都世界園芸博覧会マスコットのモデルはハンカチノキ

四川省雅安市滎経(えいけい)県のハンカチノキ。(2021年4月18日撮影、成都=新華社記者/江宏景)

 ハンカチノキは希少植物として知られ、「生きた化石」とも呼ばれる。主に四川、湖北、湖南、貴州、雲南の各省に分布し、標高1500~2200メートルの林で生育する。(記者/童芳、董小紅)

中国・成都世界園芸博覧会マスコットのモデルはハンカチノキ

四川省雅安市の滎経(えいけい)県にあるハンカチノキ。(2021年4月18日撮影、成都=新華社記者/江宏景)

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