城端線・氷見線が交通系ICカード導入 JRからの事業移管見据え さらなる利便性向上へ 富山

JRからあいの風とやま鉄道への事業移行が決まっている富山県のJR城端線・氷見線が交通系ICカードを導入します。

これは4月30日に開かれた城端線・氷見線の再構築会議の初会合で決まったものです。

交通系ICカードの導入は城端・氷見線の再構築にあたっての利便性向上に向け実施計画にもりこまれていました。

整備費は4.6億円で、2025年度にすでにICカードに対応した改札機が設置されている高岡駅、新高岡駅を除く全19駅に22機を導入することになっています。

JR城端線、氷見線をめぐっては2029年を目途に、事業主体をJR西日本からあいの風とやま鉄道に移管することが決まっていて、キャッシュレス化による利便性の向上や他の路線とのスムーズな乗り継ぎを目指します。

新田知事:「通勤に、もちろん通学に、それからぜひまた観光客の皆さんにも活用していただけるような路線になるように利便性を上げていく。そして持続可能な路線にしていく。このようなことでこの会議でもさらに議論を深めていきたいと考えています」

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