【カープ】宇草孔基選手 悔しさを糧に強い覚悟で臨むシーズン 「絶対結果を残す」躍進のヒミツとは

現在、カープ内トップのホームランを放っている宇草孔基選手。躍進のヒミツに迫りました。

プロ5年目の躍進!

4月23日のヤクルト戦。0対0と緊迫した投手戦の中、試合を決めたのはの、プロ5年目・宇草孔基の一振りでした。ここまで3本のホームランを放つなど、結果を残しています。

■カープ 宇草孔基選手(ヒーローインタビューより)

「使っていただいてとても嬉しいですし、意気に感じて絶対に結果を残してやるという気持ちで準備しています。また明日も応援よろしくお願いします。ありがとうございました。」

2019年のドラフト2位で入団した宇草は、持ち味の俊足とパンチ力を生かし、ルーキーイヤーから13試合に出場。2年目には、プロ初ホームランをマーク。43試合に出場し、3割に迫る打率を残しました。しかし、その後は不振にケガも重なり出場機会は減少。2023年は1軍出場が0と悔しい結果となりました。

■カープ 宇草孔基選手

「一言では言い表せないです。それくらいいろんなことがあったし、自分のことでたくさん感じることがありましたし・・・」

2024年の春季キャンプでは、ポスト西川を狙い外野手争いが激化するなか、宇草は危機感を持ち強い覚悟で今シーズンに臨んでいました。

■カープ 宇草孔基選手

「立場的にまだまだですし、絶対に結果を出して全部ひっくり返してやるくらいの気持ちです。」

そして迎えた今シーズン。開幕こそ2軍スタートでしたが、バッティングでは好調を維持。1軍昇格を果たすと、4月20日の巨人戦で自身2年ぶりとなるホームラン。オフシーズンから積み重ねてきたひたむきな努力が実を結びました。

■カープ 宇草孔基選手

「打席に入ったら、ピッチャーとの勝負なので力感を入れすぎない。あとはタイミングと頭の位置というのは、打席に入る前の準備として意識しています。ショートとピッチャーの間にトスバッティングをするくらいのつもりで入っています。」

2023年の悔しさを糧に、1軍の舞台で躍動する27歳は、現状に満足することなくさらなる高みを目指します。

■カープ 宇草孔基選手

「絶対結果を残してやると思って日々過ごしています。1日1日区切ってその日のベストを出せるように、どんな場面でもしっかり準備をして、より良いものを出せるようにいい準備を続けていきたいと思っています。」

【広島テレビ「元気丸」2024年4月28日放送】

© 広島テレビ放送株式会社