杉本哲太、『Destiny』で父の死の謎を知るキーパーソンに ファンミーティングも開催決定

テレビ朝日系で毎週火曜21時より放送中の石原さとみ主演ドラマ『Destiny』の第4話のラストに杉本哲太が出演した。

石原にとって3年ぶりの連続ドラマ復帰作となる『Destiny』は、ドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)シリーズ、映画『涙そうそう』などを手がけた吉田紀子が、脚本家人生初となる“検事”の世界を舞台に紡ぐ完全オリジナルサスペンスラブストーリー。

主人公の検事・奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人・真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことで、青春時代の“ある事件”が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断が描かれる。

第4話では「横浜地検」中央支部の検事・奏と大学時代の恋人・真樹が、封印してきた過去と向きあうことを決意。大学時代の仲間の事故と20年前の父の死という2つの事件が“点と線”で繋がり始めたものの、依然として真相は見えなかった。そんな中、第4話のラストには、20年前に亡くなった奏の父・辻英介(佐々木蔵之介)をよく知る人物・新里龍一役で杉本が登場した。

12年前、奏と真樹の初恋、そして仲間との友情を一瞬で打ち砕くことになった及川カオリ(田中みな実)の死。第4話では、奏を訪ねて「横浜地検」にやって来た真樹が、ついに12年前のカオリの事故の真相を語った。さらに、カオリが密かに調べていた奏の父・英介と真樹の父・野木浩一郎(仲村トオル)の関係も明らかに。

真実が知りたいと願う奏は、英介と浩一郎がともに関わっていた、20年前の「環境エネルギー汚職事件」に隠されている真実について調べ続けることを真樹に誓う。しかし、当時の関係者は一様に口が重く、早々に行き詰まる。すると、支部長の大畑節子(高畑淳子)が手を差し伸べ、特捜部時代の英介の部下・新里を紹介。奏は一縷の望みをかけて、彼に会いに行くことに。

5月7日放送の第5話では、奏が英介の直属の部下だった新里と対面を果たす。その新里が残したのは、「辻さんは死をもって真実を封じ込めた」という意味深な言葉。新里の言葉を反芻した奏は、ふと思い立ち、長野の実家へ。そこでついに、重要な遺品を発見する。とうとう英介が死に至るきっかけとなった「環エネ事件」に隠されていた真実にたどり着く奏。そして、奏からその衝撃的な事実を知らされた真樹もまた、動揺を隠せずにいた。

第5話では、物語の前半戦となる「Destiny」第一部が完結。2人の父親が辿った数奇な運命の真相が明らかになる。そのうえ、衝撃に打ちのめされる奏と真樹をあざ笑うかのように、物語はさらなる急展開を迎えることに。果たして2人を待ち受ける残酷な運命とは。

あわせて、5月5日に「テレビ朝日公式YouTubeチャンネル」にて、本作のオンラインファンミーティングが開催されることが決定。当日は、石原と亀梨が登場し、視聴者からの質問に答えていく予定だ。質問は公式SNSにて募集されているほか、2人が選ぶ『Destiny』ベストシーンも発表予定。第1部完結の前に、石原&亀梨から撮影の裏話が明かされる。
(文=リアルサウンド編集部)

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