チョン・イーの新作は動画配信2強による武侠ドラマ、異例の制作発表に話題沸騰!

中国の人気俳優チョン・イー(成毅)の新ドラマのイメージポスターが4月30日午後にいきなりリリースされ、ネットで話題が沸騰している。

ドラマは金庸と並ぶ武侠小説作家、温瑞安の「神州奇侠」を原作とするもので、タイトルは「赴山海」。間もなくクランクアップを迎える「狐妖小紅娘・王権篇」の後に制作が始まるとみられている。

描くのは、江湖の名門流派出身の蕭秋水が若き熱血漢と共に巨悪に立ち向かい、さらには名将岳飛と協力し、金の侵略を撃退するといった内容。チョン・イーが演じる蕭秋水は正義と邪悪の二つの顔も持つキャラクターで、1人3役で挑んだ「沈香の夢」に続く好演が期待されている。

また、昨年の主演作「蓮花楼」が爆発的なヒットを飛ばしたことでその影響力と実力が認められ、新たな作品は中国ドラマ史上初の動画配信大手・愛奇芸(iQIYI)と騰訊視頻(テンセントビデオ)による共同プロデュースと報じられた。

情報を知ったファンからは「巨悪を次々と倒していく無限流武侠ドラマ」「『蓮花楼』に続いて再び最強剣士になって帰ってくる」「チョン・イーの武侠ドラマは最高」「プラットフォーム2強によるS級の超大作。チョン・イーが新しい歴史を作ってくれた」などの声や、「いつも金庸作品のリメークばかりでつまらないと思っている中、『神州奇侠』が実写化されてうれしい」「2年前に配信された『説英雄誰是英雄』に続いて、温瑞安の作品が再びドラマになる」といった書き込みが殺到した。

また、中国SNSの微博(ウェイボー)上のドラマ公式アカウントからは「主演チョン・イー」の公表しかなく、その他の出演者はこれから募集が始まると思われ、「ヒロイン役に抜てきされる女優」に関する話題が注目されている。(編集/RR)

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