【写真25枚】関口メンディー「エンターテインメント王に俺はなる!」納得できない卒業宣言に、エールを送るGENERATIONSメンバーの絆

5月1日、所属グループからの卒業と(株)LDH JAPANを退社することを発表した、EXILE/GENERATIONSの関⼝メンディーさんが記者会見を行い、GENERATIONSのメンバーと登壇しました。

【写真25枚】GENERATIONSを卒業する関口メンディーの会見を見守るGENERATIONS

関口さんは2024年6⽉25⽇をもって所属グループを卒業、LDHを退社することを発表。「自分たちの言葉でファンに伝えたい」という思いで開催された会見には、関口さんをはじめ、⽩濱亜嵐さん、⽚寄涼太さん、語学留学先から急遽帰国した数原⿓友さん、⼩森隼さん、佐野玲於さん、中務裕太さんも登壇してコメントを発表。今後のGENERATIONSの活動についても発表されました。

まずはリーダーの白濱さんがあいさつをし、小森さんから今回の経緯について説明がありました。グループの10周年を目前にした2022年に、関口さんから「卒業したい」と申し出があったと振り返り、「驚きましたし、引きとめもした」と率直な思いを明かしました。

この時期に発表した理由について、現在は数原さんの留学をはじめ、メンバーそれぞれに舞台や映画、ドラマなどに取り組んでいる「個人活動期間」だとし、「グループの活動が落ち着いた時期を選んだ」といい、7月以降のGENERATIONSは6人で活動していくと発表。

関口さんは立ち上がり、苦楽を共にしてきたグループからの卒業について「自分が20歳のころから13年間、ダンスも下手で遅刻もした、出来の悪い自分を育ててくれて感謝の気持ちしかありません。家族と同じくらいの時間を過ごしてきました」とメンバーへの感謝を伝えました。

そして、所属事務所や先輩、DREAMERS(ドリーマーズ:ファンの呼称)への感謝の思いを語り、突然の発表になったことについても謝罪を述べました。

卒業については、「決断に至るまでたくさんの時間を費やしました」と明かし、事務所やグループを「実家」と称して、「いつからかこの実家に居続けていいのだろうか」と悩むようになったと述懐。「おそらくこの中で僕は一番意志が弱い。ここにずっといると甘えてしまうのではないか。今こそ自分の足で精一杯立って行くことが親孝行に繋がるのでは」と、ハーフであり母子家庭で育った少年時代を振り返り、「10歳のときに母からもらった手紙に書いてあった『日本と世界の架け橋になってほしい』という言葉が心に残っています。」と、母からの言葉が自分の背中を押していると説明。「人生一度きり。世界のエンターテインメントの中で活躍できる人間になりたい。そうなったら僕をメンディーとして生んでくれた両親に恩返しできるのでは」と目を輝かせました。

メンバーの率直な思いとは?GENERATIONS、関口メンディーのこれから

関口さんの卒業への思いを聞いたメンバーは、それぞれ率直な思いをコメント。時に笑いを交えながら今後の関口さんに対してエールを送りました。

■白濱亜嵐「リーダーとして7人のGENERATIONSを守れなくてごめんなさい」

「正直、メンディーくんのやりたいことを聞けば聞くほど、LDHにいたほうがいいのではと今でもまだそう思っています。でも覚悟を決めた以上は、GENERATIONSに戻ってくる選択肢はない。グループを卒業するというのはそれくらいのこと。決して喧嘩別れではないからこそ難しくて、モヤッとする部分も残っています。リーダーとして7人のGENERATIONSを守れなくてごめんなさい。6人のGENERATIONSを必死で守っていきます。メンディーくんの旅立ちを心から応援したい」

■片寄涼太「生存確認で半年に1回でも会ってご飯行けたらいいな」

「とても寂しさを感じていますし、寂しさ以上に心配もしています。13年以上連れ添った仲間として、これほどの強い意志があるのならば引き留めることができない。メンディーさんの未来が見えてこないけれど、挑戦した人だけが見られる景色もあると思うので、僕らが阻むことはできない。心から応援したい気持ちもあります。家族、兄弟のような関係性なので、半年に1回でも会って生存確認をしてご飯行けたらいいな(笑)」

■数原⿓友「7人が集まり夢を追いかけた13年間は宝物のような時間」

「いまだに気持ちは半分半分。新しいことへの挑戦は素晴らしいけれど、LDHにいながらできるのではとも思って今日という日を迎えました。今後の頑張りでお互いのその気持ちがなくなればいい。他人である7人が集まり夢を追いかけた13年間は宝物のような時間でもあるので、ここまできたら送り出してあげたい気持ち。この会見のために語学留学から一時的に帰国しています。終わり次第すぐに学校に戻るので、帰りの便はメンディーにビジネスクラスを用意してもらいたい(笑)」

■中務裕太「怒っている。これからの活動で僕を納得させてほしい」

「納得できないという感情があるし、今も正直めっちゃ怒っています。なんでこの感情が沸くのかと思ったらメンディーくんが大好きだし、助けられてきたから。興味なくなっていたら怒りなんて沸かない。これからの活動で僕を納得させてほしいし、もしGENERATIONSに戻って来ても僕が納得していなかったらNOと言う。僕のこの気持ちやファンの気持ちは忘れないでほしい」

■小森隼「この選択が間違いではなかったと思えるように」

「最初に聞いたときは辞めないでどうにかなると思っていましたが、話し合っていくうちにものすごく未来が不安になっていきました。僕自身がグループの活動を辞めるということもあるのかとイメージしたことも。寂しい気持ちと納得できない自分がいる。でも、僕たち6人もさらに前に、そしてお互いにこの選択が間違いではなかったと思えるように、後悔のない道を行けるように応援しています」

■佐野玲於「戻りたいとなったら俺は一緒に頭下げるから」

「GWに会見なんてすみません(笑)。メンディーくんとは一番仲が深くて、僕が中2くらいでメンディーくんが大学生の頃にダンスイベントで会ったのが最初の出会い。ダンスを楽しんでいた子どもの僕らがGENERATIONSとして活動するようになり、一緒の景色を見てきた。悩み始めているのは感じていたし、卒業はシンプルに寂しいなと思います。この素晴らしい環境を抜けてやっていくのに不安も心配もある。昨日の夜までドッキリだったらいいと夢を見ていた。HIROさんが看板を持ってくるみたいな(笑)。

僕もメンディーくんもそれぞれの道を行くけれど、表現者として明るい未来を見せられる大人になりたい。お互い母子家庭なので親孝行をお互いにしようよという気持ちがある。いろいろな意見はありますが、俺は友達なのでなんかあったら助けます。最悪「戻りたい」となったら俺は一緒に頭下げるから、それぐらいの感じです」

「世界でエンタメンディー!!!」

メンバーの思いとエールを受け取った関口さんは、一人ひとりに感謝のコメントを。率直な意見に対しては「怒っていると伝えてくれたことがうれしい。納得してもらえるような結果を出したい」と笑顔を見せ、隣に座る佐野さんには、「ずっと友達でたくさんの時間を一緒に過ごしてきた。今回も一番話をして、友達としての言葉が救いになった」と語ると、佐野さんは照れたのか一気に水を飲みほして笑いを誘っていました。

6月からは6人での活動がスタートするGENERATIONS。「武者修行時代の気持ちを思い出してやっていく」と宣言し、秋にはライブツアーも予定していると発表。外部のミュージシャンとのコラボや、サポートメンバーの募集も考えていると明かされると、関口さんが「立候補してもいいですか?」と手を挙げ、メンバーから「ダメです、いらないです」と、素早いツッコミが飛び交う場面も。

記者陣から今後の展開を聞かれた関口さんは、「具体的には何も決まっていない」としつつも、「日本のみならず世界でも活躍できる、エンターテインメント王に俺はなる!」と高らかに宣言し、「世界でエンタメンディー!!!」と叫んで締めくくりました。

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