肉じゃがならぬ"肉サツマイモ"は栄養効率抜群!食材選びは「健康コスパ」

スーパーで野菜を購入する際、何を重視して選びますか?

とにかく価格!という方も多いですが、いまおすすめなのが「健康コスパ」で選ぶこと。

身体にもお財布にも優しい食材の選び方を、詳しく紹介します。

栄養素200種類以上!健康コスパ最強「ブロッコリー」

管理栄養士・料理家の上坂マチコ先生がまずおすすめするのは、「ブロッコリー」です。

ブロッコリーには、栄養素がなんと200種類以上も含まれているのだそう!

なかでも「スルフォラファン」という、免疫力の向上や老化予防につながる栄養素が豊富なのだとか。

ブロッコリーのおすすめ度を示したグラフはこちら。健康が突き抜けています!

手に入れやすさや調理のしやすさを評価する「タイパ」も抜群ですが、価格上昇の影響もありコスパはやや渋めの評価。

しかしながら健康へのメリットを考えると、コスパも決して悪くないんですよ。

「ブロッコリーはレシピのレパートリーが少ない」と悩んでいる方もいるかもしれません。

そのような方は、ポテトサラダの彩りにブロッコリーを活用してみてはいかがでしょうか?

キュウリよりも栄養素が多いため、より栄養価が高いポテトサラダになります。

また、ブロッコリーをトースターで焼くだけのレシピもおすすめです。

手間がかからないためタイパもよく、栄養が逃げず甘みもアップしますよ。

腸の善玉菌を増やす「ワカメ」

続いておすすめなのが、お味噌汁の具材にもよく使われる「ワカメ」です。

ワカメには、腸の善玉菌を増やす水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

味噌に含まれている乳酸菌とW効果で、免疫力アップにもつながります。

乾燥ワカメなら長持ちしますし、包丁もいらないため忙しい方におすすめです。

肉じゃがはジャガイモの代わりに「サツマイモ」

肉じゃがは定番の家庭料理ですが、実はジャガイモをサツマイモにすると健康コスパが格段にアップするんです。

サツマイモには、加熱しても損失が少ないビタミンC食物繊維が豊富に含まれています。

サツマイモは、切り口から白い液が出ますよね。

こちらはヤラピンという成分であり、便通を整える働きがあるのだそう。

「豆腐ハンバーグ」はかさましだけじゃない!

ハンバーグに豆腐を入れる「豆腐ハンバーグ」は、かさましレシピとして人気です。

一方で豆腐にはさまざまな栄養素が含まれており、健康コスパも高いんですよ。

豆腐には良質な植物性たんぱく質が含まれています。

さらにマグネシウムが多く、健康な骨づくりやストレス予防にも効果的です。

健康コスパには「魚類」が欠かせない!

健康コスパを高めるためには、魚類が欠かせません。

普段の料理に使っているお肉を、お魚にかえると手っ取り早いんです。

とくにおすすめなのが、「鶏のから揚げ」を「サケのから揚げ」にかえること!

サケには、免疫力アップに欠かせないビタミンDが豊富です。

手に入れやすく、調理しやすい点もうれしいポイントですね。

鮮やかなサーモンピンクの秘密は、「アスタキサンチン」という赤い色素です。

アスタキサンチンには細胞の酸化を予防する、抗酸化作用があります。

春に旬を迎えたサクラマスにも、サケと同じような栄養素が含まれています。

スーパーに行った際は、ぜひ「健康コスパ」を考えた食材選びを試してみてくださいね。

*みんテレ4月10日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

© 北海道文化放送株式会社