5月3日「Jリーグ勝敗」予想 首位のC大阪VS最下位の札幌、5位の鹿島VS19位の湘南、4位の広島VS14位の新潟、GW第2戦は下剋上も

画像/サッカー批評WEB編集部

今回のtotoは、J1第11節の10試合とJ2第13節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近のチーム状況などから、分析を進めてみよう。

今回の対戦の投票状況を見てみると、片方のチームの勝利を予想する人が多かった。理由は明白。上位と下位の対決だからだ。

たとえば、セレッソ大阪と北海道コンサドーレ札幌の対戦。C大阪は首位、札幌は最下位と、順位表の両極端にいるチームが激突する。

締め切り2日前時点で、ホームで迎え撃つC大阪の勝利を予想する声は75%を超えている。だが、この点にこそ、ゴールデンウィーク第2戦を「下剋上の日」として楽しむ妙味が隠されているのだ。

最下位の札幌は、5連敗を喫するなど苦しい時期があった。だが、ここ4試合は1勝3分と無敗である。

また札幌は、C大阪との前回対戦は1-4で落としたものの、それまで3勝1分と、むしろ得意としていた相手だ。通算戦績は12勝6分15敗、さらに今回乗り込むC大阪のホームでも6勝3分7敗と、アウェイでの対戦を苦にしていない。

前節は3点リードから追いつかれて悔しい引き分けとなったが、学ぶことは多かったはず。これまでの戦いぶりを考えれば、むしろ3点リードできたことをポジティブにとらえたい。引き分けから一歩、勇気を持ってさらに踏み込み、札幌のアウェイでの勝利を予想する。

■混戦が続くJ2「順位に惑わされてはいけない」

上記のカードに負けず劣らずホームチームの優勢が予想されているのが、19位の湘南ベルマーレを迎え撃つ5位の鹿島アントラーズである。鹿島の勝利予想は、75%を超えている。

だが、本当に両チームの間には、それほどまでに大きな差があるのだろうか。

5位につけている鹿島だが、今季ここまで連勝は1度しかない。一方で、連敗も1度のみ。つまりは、安定感に欠ける「読めない」チームなのだ。

対する湘南は、3連敗した時期もあったが、昨季の王者ヴィッセル神戸に終了間際にゴールを奪われたものの、そこまで無失点で試合を運ぶ粘り強さを発揮し、前節は札幌相手に3点差から追いついた。交代選手がゴールしたことも、チームの総力が問われる連戦ではプラスに働くはずだ。

湘南は鹿島に対し、ここ2シーズンで2分2敗。今回も引き分ける可能性は十分にあるとみる。過去3勝17敗と分が非常に悪い鹿島のホームで勝点1を獲得し、上位争いの足を引っ張ることになれば、下剋上と呼んで過言ではないだろう。

14位のアルビレックス新潟も、3位サンフレッチェ広島を足止めする可能性は高いとみる。

広島の勝利を予想する声は、70%超。順位の差を考えれば、こうなるのも無理はない。

だが、6年ぶりの再会となった昨シーズンの対戦で、上回ったのは新潟だ。ホームでもアウェイでも勝利して、シーズンダブルを記録している。

新潟は前節、今季最多の3失点で敗れた。昨季も3失点は3度あったが、そのたびに次の試合はドローで建て直している。しかも、そのうち2試合は、無失点に抑えている。

ともに昨季から続投する指揮官同士の相性もあるのかもしれない。広島の引き分けの多さや現状を鑑み、出した答えはドロー決着だ。

J2でも上位と下位が対決する。5位いわきFCと10位ジェフユナイテッド千葉、7位ヴァンフォーレ甲府と12位大分トリニータが激突する。

だが、今季も混戦が続くJ2で、順位に惑わされてはいけない。この2カードとも、両チームの間には勝点2しか差はないのだ。

過去の対戦での相性や最近の調子を考え含めて、ともに下位チームの勝利を予想したい。勝てば一気に順位は逆転。下剋上の楽しみが一層、増すことになる。

今回のtotoの購入締切は5月3日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

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