新潟水俣病第5次訴訟の原告が一審判決を不服として控訴しました。
4月18日の判決で新潟地裁は、原告47人のうち26人を水俣病と認めましたが19人の請求は棄却。国の責任は一切認めませんでした。
原告45人は国を相手取って控訴し、そのうち、水俣病と認められなかった19人は原因企業の旧昭和電工も合わせて相手取って控訴しています。判決前に水俣病の行政認定を受けていた2人は控訴しませんでした。
皆川栄一原告団長は控訴前に開いていた会見で「全員の気持ちを一つにまとめ最後まで闘うということに尽きる」と話していました。旧昭和電工は、判決の翌日の4月19日にすでに控訴しています。