1日は労働者の祭典メーデー 盛岡市では2つの労働団体が物価上昇上回る賃上げ訴え

1日は労働者の祭典メーデーです。盛岡市では2つの労働団体が集会を開き物価上昇を上回る賃上げを訴えました。

盛岡城跡公園で開かれたいわて労連のメーデー集会にはおよそ100団体600人が参加しました。
(中野るみ子議長)
「昨年を上回る有額回答を引き出した組織がある一方でケア労働者、非正規朗労働者の賃上げは厳しい状況が続いています」

いわて労連の中野るみ子議長は全国単独最下位となった岩手の最低賃金を引き上げて全国一律にすべきだと訴えました。

連合岩手のメーデー集会には38の労働団体から750人が参加しました。

(伊藤裕一会長)
「昨年の大幅な賃金引上げをもってしても物価高に追いつくことができなかったということです」

連合岩手の伊藤会長は今年の春闘の回答が現状で2023年を上回っていることを報告。その一方で改めて物価上昇を上回る賃上げを強調しました。参加者はこの後、3つのコースに分かれてデモ行進し労働者の団結をアピールしました。

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